
【Amazon調査隊】新潮社が國分功一郎氏の哲学書を文庫化!

新潮社、新文庫刊行を発表!
《新潮社は2025年3月28日、國分功一郎氏の『中動態の世界 意志と責任の考古学』を新潮文庫として刊行します。能動でも受動でもない“中動態”という失われた概念を軸に、言葉に規定されてしまう人間の不自由さを見つめ、本当の自由を求めた本書は単行本刊行時から大きな話題を呼びました。同じく新潮文庫から刊行された『暇と退屈の倫理学』は累計40万部を突破。哲学書として異例の売行きが話題となっています。》
引用元: PR TIMES
最近、読書のおともにコーヒーが欠かせません。カフェでゆっくり本を読むのもいいですし、自宅でのんびりページをめくるのもリラックスできますね。今日ご紹介するのは、新潮社の注目の新刊です!
國分功一郎氏の新たな試み
新潮社が、2025年3月28日に國分功一郎氏の『中動態の世界 意志と責任の考古学』を新潮文庫として刊行すると発表しました。この作品は、失われた概念である“中動態”を軸に、能動でも受動でもない視点から人間の不自由さを描く哲学書だそうです。
注目の“中動態”とは?
能動態と受動態の間にある“中動態”は興味深い概念で、日常のあらゆる経験をより深く理解する助けとなります。例えば、「誰かを好きになる」といった感情は、能動的でも受動的でも説明が難しいところ。それを“中動態”の視点から見ることで、新しい視点が得られるといいます。
責任論に迫る文庫書き下ろし
単行本にはなかった文庫版書き下ろしとして、「なぜ免責が引責を可能にするのか──責任と帰責性」という補遺が収録されます。ここでは、現代社会での「責任」についての問いを深く探求し、意志と責任が絡み合うことで生じる社会の歪みにも言及しています。
異例の売行きを見せた前作
『暇と退屈の倫理学』が40万部を突破するという異例の人気を見せた國分功一郎氏ですが、今回の文庫化でもその勢いは続きそうです。哲学書ながらも20代から40代の読者に支持され、新作も期待が高まります。これを機に、哲学に触れてみるのも良いかもしれませんね。
※ 本記事は、2025年2月28日のPR TIMESの記事を引用しております。キャンペーンの期間及び内容は、予告なく変更・終了する場合があります。予めご了承ください。



