
【Amazon調査隊】新潮社が贈る上村裕香のデビュー作『救われてんじゃねえよ』

上村裕香のデビュー作が話題沸騰!
《【著者からのメッセージ】
本作は介護を扱っていますが、表題作を書いた20歳の時、私はどうやったら人を笑わせられるかばかりを考えていました。介護で笑い? と思われるかもしれませんが、主人公・沙智に貼られる「ヤングケアラー」「貧困家庭」というラベルを剥がして、生身の沙智に出会い直すためには、笑いが必要だったからです。
明るいわけではないです。コメディでもないです。勇気は必要かも。でも読後きっと世界の色が変わります。よろしくお願いします。(上村裕香)
(C)新潮社》
引用元: PR TIMES
最近、友人と話していて「本を読む時間がない」と嘆いている人が多いことに気づきました。忙しい日々の中で、ほんの少しでも心を揺さぶる時間を持つことは大切ですよね。そんな時にぴったりの一冊が登場しました!
デビュー作『救われてんじゃねえよ』の魅力
上村裕香さんのデビュー作『救われてんじゃねえよ』が、ついに発売されました。この作品は、第21回「女による女のためのR-18文学賞」で大賞を受賞した話題作です。上村さんは、2000年生まれの現役大学院生で、京都芸術大学で「近現代文学におけるケア表象」を研究しています。彼女の作品は、介護という重いテーマを扱いながらも、ユーモアを交えた独特の視点で描かれています。
作品の構成とテーマ
『救われてんじゃねえよ』は、3編の物語で構成されています。主人公の沙智は、難病の母を介護しながら高校に通う女子高生です。彼女の日常を描いた「救われてんじゃねえよ」、大学生になっても母の介護から逃れられない「泣いてんじゃねえよ」、そして親元を離れTV制作会社に就職した沙智が両親と訣別する「縋ってんじゃねえよ」。これらの物語を通じて、家族の絆や個人の自由、そして介護の現実がリアルに描かれています。
書店員と選考委員からの絶賛の声
この作品は、書店員や選考委員からも高く評価されています。紀伊國屋書店の宗岡敦子さんは「家族を大切にしたいと思いながらも、自由に生きていきたいという相反する感情が心に突き刺さる」とコメント。選考委員の窪美澄さんは「最も殺傷力の高い文章」と称賛しています。これらの声からも、上村さんの作品が持つ力強さが伝わってきます。
新進イラストレーターとのコラボレーション
また、装画を手掛けたのは新進イラストレーターの水本さきのさん。彼女の瑞々しい感性で描かれたカバーイラストは、主人公の沙智を見事に表現しています。上村さんも「めっちゃ、沙智!」と感嘆したほどです。この若き才能のコラボレーションも見逃せません。
特設サイトで試し読みも可能
新潮社の特設サイトでは、受賞作「救われてんじゃねえよ」の試し読みが公開されています。興味を持った方は、ぜひ一度覗いてみてください。上村裕香さんのデビュー作が、あなたの心にどのような影響を与えるのか、ぜひ体験してみてください。
※ 本記事は、2025年4月16日のPR TIMESの記事を引用しております。キャンペーンの期間及び内容は、予告なく変更・終了する場合があります。予めご了承ください。



