スマホが充電できない原因は?初心者でもすぐにできる対処法もやさしく解説【スマホ教室】
スマホが充電できないときの原因と対処法を紹介! スマホの使い方を見直してバッテリーを長持ちさせよう!
「スマホを充電したいのにできない」「充電がすぐになくなる」といった経験はありませんか? または、今まさに充電ができなくて困っている人もいるでしょう。
この記事では、スマホが充電できないときの原因と対処法を詳しく解説します。記事の後半では、バッテリーを長持ちさせるスマホの使い方もまとめているのでぜひそちらもご覧ください。
スマホが充電できないときの考えられる原因
まず、スマホを使う上で覚えておきたいことが長期間使用していると不具合や故障がおきやすくなるということです。一般的にバッテリーの寿命は2~3年と言われているため、長く使っている人は充電ができなくなりやすいことを考慮してくださいね。
それでは、充電できないときの原因を5つ紹介していきます。
充電機器が故障している
スマホが充電できないときにまず疑ってほしいのが、充電ケーブルの故障です。ケーブル自体が破損していないか、埃やゴミが付着していないかを確認してください。汚れが付いていると接触不良となり、充電ができなくなる可能性が高いです。
スマホの温度が高い
スマホの温度も充電できない原因のひとつ。スマホは、温度が高くなりすぎると自動的に充電を停止する機能があります。温度が下がるまで充電できませんので、スマホを涼しい場所において温度の低下を確認してから充電をしてください。
このとき注意してほしいのが、すぐに下げたいからといって冷蔵庫などに入れないこと。急激に冷やしてしまうと、スマホ内で結露が発生し故障することがあります。
OSのバージョンが古い
バージョンが古いOSを使っていることで充電できない可能性もあります。今使っているバージョンを確認する手順は以下の通りです。
▼Androidの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「デバイス情報」をタップする
3.「Androidバージョン」を確認する
▼iPhoneの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「一般」をタップする
3.「情報」をラップする
4.「iOSバージョン」を確認する
バージョンが古い場合は、後述する操作手順で最新版にアップデートしましょう。
※端末により項目や操作手順は異なります。
バッテリーが劣化している
スマホのバッテリーは長期間使用していると必然的に劣化していきます。スマホなどに使われているリチウムイオン電池は、劣化することで充電できなくなったり充電してもすぐになくなったりといった症状が起こります。
スマホがフリーズしている
スマホが動かなくなる「フリーズ」状態になっている場合、充電できなくなることがあります。スマホの画面を見てフリーズしていないか確認してみてください。
スマホが充電できないときの対処法
ここからは、スマホが充電できないときの対処法をご紹介。以下の方法を試すと充電できる状態に戻せるかもしれませんので、原因を探ったあとに適切な方法で対処してみましょう。
別のケーブルに取り替える
他の充電ケーブルを試して充電できるようなら、始めに使っていたケーブルが故障しています。新しいものに取り替えて充電しましょう。また、破損したケーブルを使い続けると発火や発熱の原因にもなりかねないので、「壊れてる?」と思ったら念のため使用を中止することをおススメします。
スマホを再起動する
ケーブルも問題ないときはスマホの再起動を試してみてください。電源を入り切りするだけで問題が解消されるケースもあります。再起動方法は以下の流れで行えます。
▼Androidの場合
1.電源ボタンを長押しする
2.「再起動」をタップする
3.再起動完了!
▼iPhoneの場合
1.電源ボタンと音量ボタンを同時に長押しする
2.「スライドで電源オフ」を右にスワイプする
3.電源ボタンを長押しする
4.再起動完了!
スマホの温度を下げる
スマホを触って温度が高いな、と感じたら使用をやめて涼しい場所にしばらく置いて温度を下げてください。温度が高いまま使用するとバッテリーの劣化にも繋がるのでお気をつけて。
前述しましたが、早く温度を下げたいからといって冷蔵庫で冷やすのはNGです。必ず自然に下がるのを待ってくださいね。
OSのバージョンを最新版にする
OSのバージョンが最新でない場合は、以下の手順で更新を行ってください。
▼Androidの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「システム」を開く
3.「システムアップデート」を開く
4.「ダウンロードしてインストール」をタップする
▼iPhoneの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「一般」を開く
3.「ソフトウェアアップデート」を開く
4.「今すぐアップデート」を選択する
自動的にアップデートをしてほしい場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」→「自動アップデート」の順にタップし、設定をオンにしておきましょう。
※使用する端末によって操作手順は異なります。
バッテリーを交換する
100%まで充電したはずなのにもう電池がないというときは、劣化している可能性が高いですから新しいバッテリーに交換することをおススメします。
バッテリーが劣化しているかは「設定」アプリから簡単に確認できるので、これを機に電池の状態を確認してみると良いでしょう。
▼Androidの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「デバイス情報」を開く
3.「電池の状態」を開く
「内臓電池の性能は良好です」と表示されたら劣化はしていないのでご安心を。しかし、それ以外の文字表示は劣化が進んでいる可能性が高いです。
▼iPhoneの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「一般」を開く
3.「バッテリー」を開く
4.「バッテリーの状態と充電」を開く
5.「最大容量」を確認する
バッテリーの交換目安は80%以下。バッテリーの状態が80%だったとすると100%充電しても新品バッテリーの80%しか充電できないということになります。すぐに電池がなくなるのが気になるという人は、速やかに電池交換をしましょう。
スマホの買い替えを検討する
上記の方法を試したけど改善されないという人は、思い切って新しい端末を購入しちゃいましょう。スマホは長年使っていると劣化してしまう消耗品です。修理に出す方法もありますが、せっかくお金をかけるなら新しいスマホに買い替えるのもひとつの手です。
スマホのバッテリーを長持ちさせる使い方
最後にスマホを長く愛用したい人のために、バッテリーを長持ちさせるスマホの使い方をいくつかまとめています。使い方によって電池の消耗が激しくなり劣化を速めてしまいますから、少しでも劣化を防ぎたい人はここで紹介する使い方を参考にしてみてください。
充電したまま使わない
電池の減りを防げるからといって、充電をしたままスマホを使っていませんか? 誰もがやりがちですが、これ実はバッテリーにかなりの負担をかけているんです。
充電しながらスマホを使うと、本体の温度が上昇したりCPUの処理速度が低下したりとさまざまな症状が現れることが。充電中はLINEやメールなどのチェックをしても問題ないですが、なるべく多くの負荷がかかるアプリは使用しないようにしましょう。
スマホの温度が高いときは使わない
スマホを使っていると本体が熱くなることがあります。原因は負荷のかかるアプリの使用、直射日光での使用、システムの不具合などさまざま。本体の温度が高いときは一旦使用を中止して休ませることが大切です。
スマホが熱いまま使っていると、アプリが起動できなくなる、動画が不安定になるといった症状が現れます。そうならないために、普段からスマホが熱くならないように使うと本体の寿命が縮まらずに済みますよ。
省電力モード・低電力モードを使う
スマホには、消費電力を抑えることができるモードが搭載されています。このモードを利用することで消費する電力が抑えられ、バッテリーへの負荷が減り節約につながります。電池の消耗を防ぎたい場合は、低電力モードをオンにしておくといいですよ。設定の仕方は下記をご確認ください。
▼Androidの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「電池」を開く
3.「自動調整バッテリー」を開く
4.「自動調整バッテリーの使用」をオンにする
これで使用頻度の低いアプリを使っていない間、電池の使用が制限されます。
▼iPhoneの場合
1.「設定」アプリを開く
2.「一般」を開く
3.「情報」を開く
4.「バッテリー」を開く
5.「低電力モード」をオンにする
この設定をしておくと、iPhoneが十分に充電できるまでの間、ダウンロードやメールの受信などを一時的に抑えることができます。
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ここまで、充電がうまくできないというときの要因をいくつかピックアップしてきました。スマホが充電できない、と思ったら本記事を参考に原因を確認して速やかに対処しましょう。
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