
アプリの使いすぎでスマホが通信制限に…!回避するポイントと解除方法を紹介【スマホ教室】

スマホの速度制限は解除できるって知ってた? 通信制限にならないためのポイントも解説!
スマホで動画を見たりゲームをしたりして通信が遅いと感じたことはありませんか?
動画の読み込みが通常と比べて明らかに遅い場合、通信制限にかかっている可能性が高いです。制限がかかると、何をするにも動作が遅くてとても不便ですよね。
この記事では、スマホの通信制限を解除する方法と制限を避けるためのポイントを解説します。

スマホの通信制限ってなに?

まず、スマホの通信制限とはどのような状態なのかを紹介します。

通信速度が低速になる


通信制限とは、モバイル回線を利用していてひと月のデータ使用量が上限を超えた場合に通信速度が低速になる仕組みのこと。
データ使用量の上限は、各携帯会社で契約している料金プランによって異なります。
メール(画像や動画の添付がない)やメッセージの送受信の利用にはそこまで影響はないですが、動画やオンラインゲームなど通信を多く使用するサービスはとても不便と感じるでしょう。

使い続けても追加料金は発生しない

通信制限になったままスマホを使い続けると料金はどうなるのか、と疑問を持つ人もいると思います。
安心してください。制限がかかった状態で使い続けても、ほとんどの場合で追加料金は発生しません。

通信制限が解除されるタイミングは?

通信制限は翌月1日に解除されることが多いですが、携帯会社によって異なるのでキャリアの公式サイトで確認すると良いでしょう。

スマホの通信制限を解除する方法

スマホの通信制限は、データ容量の購入やリセットまで待つなどして解除することができます。

データ容量を購入する

今すぐに通信速度を通常に戻したい、という人は“データ容量を購入するという方法があります。
多くの場合、自分の契約しているキャリアの公式サイトから購入可能なので、ぜひチェックしてみてください。

データ通信量がリセットされるまで待つ

追加料金なしで制限を解除したいという人は、データ容量がリセットされるまで待ちましょう。
ドコモの場合、月末が締め日なので翌月の1日に制限が解除されます。
通信制限がかかったのが月末近くなのであれば、翌月になるまで待つのもアリです。

スマホの通信制限を回避するポイント

スマホの通信制限は、Wi-Fiの利用やアラート機能を活用することで避けられる場合もあります。
できれば速度制限にかからずにスマホを利用したい、という人はぜひチェックしてください。

Wi-Fiを利用する

もっとも有効な方法なWi-Fiを利用することです。
Wi-Fiはモバイルデータ通信を利用しないため、インターネットを見ていてもデータ容量を消費しません。
Wi-Fiがある場所では、できるだけWi-Fiに接続してからアプリを使いましょう!

AndroidスマホでWi-Fiと接続する手順


まず、「設定」アプリを開き「ネットワークとインターネット」をタップします。

次に「Wi-Fi」をタップ。

続いて「Wi-Fiの使用」をオンにして利用したいWi-Fiを選択します。最後にWi-Fiのパスワードを入力すれば接続完了です。

iPhoneでWi-Fiと接続する手順


iPhoneでWi-Fiを接続するときも「設定」アプリを使用します。アプリを開いたら「Wi-Fi」をタップ。

次に「Wi-Fi」をオンにします。すると「ネットワーク」部分にWi-Fiの名称が表示されるので、接続したいWi-Fiをタップしてパスワードを入力すれば設定完了です。
ここで気を付けたいのが、Wi-Fiのパスワードを1文字でも間違えると接続できないので1文字ずつ確認しながら入力することが重要です。
特に、アルファベットの大文字・小文字の入力には気を付けましょう。

データ通信量のアラート機能を活用する

Androidスマホには、データ使用量の警告を設定すると上限に達した場合にアラートで通知してくれる機能が搭載されています。
実際の契約プランのデータ容量より少なく設定しておくことで、通信制限を避けるための対策をすることができます。

Androidスマホでデータ通信量のアラート機能を使用する


データ通信量のアラート機能を利用するにはまず「設定」アプリを開き、「ネットワークとインターネット」をタップします。

次に「モバイルネットワーク」を選択。

続いて「アプリのデータ使用量」をタップします。

画面上部右上にある歯車アイコンをタップして設定画面を開きます。

最後に「データ警告」を選択してデータ使用量を入力すれば設定完了です。
これで設定した数値に達すると通知が届くようになります。

iPhoneは各携帯会社の通知サービスを利用する


iPhoneでは、Androidのように端末側で警告してくれる機能は搭載されていません。
そのため、iPhoneでも同じような機能を使いたいときは携帯会社のデータ使用量通知サービスを利用するのがおススメ。ここではドコモを例に紹介します。
ドコモでは「データ量到達通知サービス」があり、使用データ量が指定したデータ量に達した場合にメールで知らせてくれます。
利用するには申し込みが必要で、月額使用料は無料となっています。詳しい内容や対象プランなどは公式サイトをご覧ください。

料金プランを見直す


月々に使えるデータ容量は、契約している料金プランによって異なります。毎月のように通信制限にかかっているなら、契約中のプランが自分に合っていないかもしれません。
一度、自分がひと月にデータ量をどれだけ使っているのかを確認して、それに見合った料金プランに変更することをおススメします。データ使用量はキャリアの公式サイトで簡単に確認できます。
動画やゲームをよく楽しむ人はデータ量を使い放題できるプランがぴったり。通信制限にかかることがほとんどないので、Wi-Fiに接続しなくても快適にインターネットを楽しむことができますよ。
※ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。

まとめ

スマホが通信制限にかかっちゃった! なんてときは、本記事を参考に制限を解除しましょう。
また、頻繁に速度が制限される人は、思い切って料金プランの変更も検討してみてくださいね。


