
スマホは何年使うのが正解?寿命のサインと長持ちさせるポイントを解説【スマホ教室】

スマホは使い方次第で寿命を延ばせる! 長く愛用するための4つのポイントを紹介します!
突然ですが、みなさんはスマホが何年使えるのか知っていますか?
スマホの価格は機種により異なりますが、高いもので30万円近くするものもあります。
頻繁に買い替えられない高価な機器ですから、使えるならずっと使いたいですよね。
この記事では、スマホの寿命と買い替える目安を解説します。
記事の後半では、スマホを長持ちさせるポイントもいくつか紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてください。

スマホの寿命は3~4年!?


スマホの寿命は、破損などがないのであれば3~4年は持つと言われています。
もちろん、機種や利用環境によって異なるので、使い方が悪いと早くに寿命を迎えてしまう可能性もあります。
また、その逆で丁寧に気を付けて使い続ければ平均以上に長く使うことも可能です。
ちなみに、スマホのバッテリーの寿命は約2~3年。
寿命が近づくとスマホ本体に影響を与えることもありますから、以下で紹介する症状に当てはまる場合はできるだけ早めに交換もしくは買い替えすることをおススメします。

スマホを買い替える目安

スマホの寿命が近づくと、動作が遅くなったりバッテリーの減りが早くなったりとさまざまな症状が現れます。
これは、バッテリーの寿命についても同じことが言えるので、バッテリーを買い替えるか悩んでいる人もぜひチェックしてください。

動作がもっさりしている

スマホを使っていて、動作が遅い、画面がフリーズするといった症状が現れているのなら寿命が近づいているかもしれません。
寿命が近いと、スマホの処理速度が遅くなり、動作がもっさりするといった不具合が頻発します。
一度、スマホを再起動するかアプリを削除して対処し、それでも改善しなかった場合は新しいスマホに買い替えることを検討しましょう。

バッテリーの減りが早い


バッテリーの減りが早いと感じたら、バッテリー寿命が近づいているかも。満充電であっても充電容量が下がっているため、すぐに電池がなくなってしまいます。
バッテリーが劣化すると、膨張や発火の原因にもなりスマホ本体に影響を与えることも少なくありません。
バッテリーに違和感があったら交換するなどして早めに対処してください。
また、ただ単に充電の消費が激しいアプリを使っていることでバッテリーがなくなっている可能性もあるので、一度アプリを停止させて問題がないか様子を見るのもいいでしょう。

Androidスマホでバッテリーの劣化状況を確認する


スマホでは、バッテリーの劣化状況を確認できる機能があります。
Androidスマホで確認する場合、まず「設定」アプリを開き、「電池」をタップします。

画面上部に表示されている「健康度」が“良好”と表示されていれば、バッテリーは劣化していません。
それ以外の文字が表示されている場合、バッテリーの交換を検討しましょう。
※機種によって操作は異なります。

iPhoneでバッテリーの劣化状況を確認する


iPhoneでバッテリーの劣化状況を確認する手順は以下のとおりです。
「設定」アプリを開き、「バッテリー」をタップ。

次に「バッテリーの状態」を選択します。

次の画面で「バッテリーの状態」と「最大容量」を確認し、バッテリーの状態が正常かつ、最大容量が80%以上であれば交換しなくても大丈夫です。
ただし、80%以下の場合は、バッテリーが著しく劣化しているのでできるだけ早めに交換することをおススメします。

電源が落ちる

スマホを使用していて、突然電源が落ちる、再起動するといった症状がある場合、スマホもしくはバッテリーに不具合が起きている可能性が高く、スマホ本体の処理能力が低下しているかもしれません。
バッテリーを交換しても改善されないこともあるため、思い切って新しいスマホへの買い替えを検討しましょう。

スマホが熱くなることが多い

スマホが熱くなる原因は、バッテリーが劣化している、負荷の高いアプリを利用している、充電しながら使用しているなどさまざまあります。
購入して間もないスマホでも熱くなることがあるためなかなか気づきにくいですが、スマホの寿命が近づくと頻繁に起こることが多いです。

最新のOSにアップデートできない

発売してから数年経っているスマホは、最新のOSにアップデートできないことがあります。
OSやアプリのインストールができないという症状が現れたら寿命のサイン。
OSをアップデートできないとウイルス感染のリスクも高まりますから、できるだけ早めにスマホの買い替えを検討してください。

スマホを長持ちさせるポイント

スマホは使い方次第で寿命を長くすることができます。長く愛用するためにも、以下の点に気を付けて大切に使いましょう。

過熱、過冷に気を付ける

真夏・真冬の時期にスマホを外に放置するのは、スマホにとって大きな負担となります。
特に、高温になりやすい車内は気を付けてください。もしも、スマホに触れて熱いときは、電源を切るか常温で冷ましましょう。
このとき、冷蔵庫や冷凍庫の中で冷やすのは絶対NGです。
スマホの故障の原因になるので、必ず部屋の中など安全な場所で熱を冷ましてくださいね。

衝撃を与えない


スマホの中には、小さい部品や基盤がたくさん入っています。スマホを落とすなどして衝撃を与えてしまうと、これらの部品が損傷する可能性があるため、衝撃を与えないようにするのが大切。
また、部品だけでなくバッテリーにも不具合が出る可能性もゼロではないので注意してください。

充電しながらスマホを使わない

充電しながらスマホを使うと、端末が発熱しやすくなり劣化が早まります。
スマホの発熱は寿命を縮める原因となりますから、なるべく充電ケーブルを抜いてからスマホを使用するようにしましょう。
なお、バッテリーの充電は、20%前後になったときにするのがベストなタイミングです。
0%まで使い切ってから充電するのは劣化が早まる原因となるので、お気をつけて。

純正品の充電器を使う


充電器には、AppleやSONYなど各スマホメーカーが販売している純正品の他に、100円ショップや家電量販店で売られている非純正品のものなどさまざまな充電器が存在します。
どちらもスマホを充電できますが、品質や安全性、値段が異なります。
非純正品は純正品と比べて安価で手に入りやすいですが、寿命が短いものが多いです。
スマホを長く使いたいなら、スマホのバッテリーに負荷がかかりにくい純正品を選ぶのが最適。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、スマホの寿命について詳しく解説しました。
スマホは、高いもので30万円近くする高価な機器です。できるだけ長く愛用したいなら、充電しながらの使用をやめる、衝撃を与えない、純正品の充電器を使うといった点に気を付けましょう!


