
スマホの空き容量を確認するには?今すぐにできるストレージの増やし方を紹介【スマホ教室】

写真が保存できなくて困っている人必見! 初心者でも簡単にできる、スマホの容量を増やす方法を紹介します♪
スマホを長く使っていると「写真が保存できない」「OSをアップデートできない」といった現象が起こることがあります。そしてその原因のひとつに、スマホの容量不足というものもあります。
この記事では、スマホの容量を確認する方法と増やすテクニックを解説します。今まさに容量不足で困っている人は、下記で紹介する内容を試してみてください。

スマホの容量(ストレージ)とは?

まずは、スマホの容量とは何を指しているのかを理解しましょう。

写真や動画などのデータを保存する場所

スマホの容量(ストレージ)とは、簡単に言うと写真や動画、音楽などのデータを保存している場所のことです。容量は、スマホによって異なり「128GB」や「256GB」、「1TB」などさまざまな種類が販売されています。
容量には、スマホ内部にあるストレージのほか、SDカードにデータを移動できる「外部ストレージ」やインターネット上にデータを保存できる「クラウドストレージ」があります。コスト面や目的によって使い分けることが可能です。

スマホの容量が足りないとどんなことが起きる?

では、スマホの容量が足りなくなるとどのようなことが起きるのでしょうか? ここでは、容量不足になった場合に起こる現象をまとめています。

動作に不具合が生じる

容量不足になると、アプリを起動できなくなったり動作が遅くなったりします。これは、ウェブサイトの検索や閲覧履歴などを一時的に保存するキャッシュが圧迫されたことで起こる現象です。

写真や動画を保存できなくなる


容量不足だと、カメラで撮影した写真や動画が保存できなくなってしまいます。カメラは、そのときの一瞬を思い出として残せる便利なツールですから、保存できないのは非常に困りますよね。
こうならないためにも、なんとかしてスマホの容量確保が必要であることが分かります。

OSを更新できなくなる

スマホは、セキュリティや操作性などをアップさせるために定期的にOSのアップデートが必要になります。スマホに空き容量がないと、OSの更新ができなくなるため、ウイルス感染や不正アクセスのリスクが高くなってしまいます。

スマホの容量を確認する方法

スマホの容量は、「設定」アプリから簡単に確認できます。AndroidスマホとiPhoneでは操作手順が異なるので、以下を参考にしてください。

Androidスマホの場合


まず「設定」アプリを開き、「ストレージ」をタップします。

次の画面でスマホの容量をどれだけ使用しているのかを確認できます。上の画像を見ると、64GB中35.86GBを使用中となっていて全体の56%使用していることが分かります。
さらに、画面を下にスクロールするとどのアプリがどれだけ容量を使っているのかも確認できます。

iPhoneの場合


iPhoneでの操作手順は、まず「設定」アプリを開き、「一般」、「iPhoneストレージ」の順にタップします。

次の画面で使用済みのストレージが数字で確認できます。上の画像ですと、256GB中131.47GB使用中ということになります。
ちなみに、画面を下にスクロールすることでAndroidスマホと同じようにiPhoneでもアプリ別のストレージ使用量をチェックできます。

スマホの容量を増やす方法

スマホの容量を確認したら、案の定、空き容量がなかったという人。そんなときは、以下の方法で容量を増やすことができます。

キャッシュを削除する

ウェブサイトの検索や閲覧履歴などの情報を一時的に保存しているキャッシュを削除することで、スマホの容量を増やせます。
キャッシュは、インターネットを利用すると溜まっていくため、定期的に削除することが大切です。

Androidスマホでキャッシュを削除する


Androidスマホでキャッシュを削除するには、まず「設定」アプリを開き、「アプリと通知」をタップします。

次に、キャッシュを削除したいアプリを選択して「ストレージとキャッシュ」をタップ。

最後に「キャッシュを削除」をタップすれば、操作は完了です。

iPhoneでキャッシュを削除する

iPhoneではアプリをアンインストールすることでキャッシュを削除できます。
操作手順は、アプリを長押しして「アプリを削除」をタップするだけ。本当に使わないアプリは最終確認をした上で、削除していくと容量確保につながります。

使っていないアプリやデータを削除する

スマホの中に、似たような写真はありませんか? 1年以上起動していないアプリはありませんか? 思い当たる人は、不要なアプリやデータを削除することですぐに容量を増やせます。
特に、長い動画は多くの容量を消費するので優先的に消してください。

データをクラウドにバックアップする


写真や動画を消したくない人は、インターネット上にデータをバックアップできるクラウドサービスを利用するのがよいでしょう。スマホのデータをクラウドに移動したあと、スマホ内部のデータを削除すると容量が増えます。
クラウドサービスには、Googleが提供する「Googleドライブ」やAppleが提供する「iCloud」のほか、キャリアが提供するサービスなどさまざまな種類があります。
初心者の人は、契約しているキャリアのクラウドサービスを利用するのがもっとも簡単ですし、安心に使えるのでおススメです。詳しくは各キャリアの公式サイトを参照してください。

SDカードを利用する


すぐに十分な空き容量を確保したい場合は、SDカードを利用するのが最も早いです。大容量のSDカードを準備すれば、その分多くのデータを保存できるのでとっても便利。
ただし、機種によってSDカードを挿せないものがありますから、事前に確認が必要です。

大容量のスマホに買い替える


上記の方法でも容量を確保できないときは、大容量のスマホへ買い替えを検討しましょう。
ストレージがいっぱいになるのはどうしても避けたい、高画質の動画を撮影することが多いという人は、512GBや1TBの大容量スマホを選ぶのが最適。
ただし、一般的には容量が増えるほどスマホ本体の価格も上がるということを覚えておきましょう。もちろんスマホのメーカーによって価格は様々なので、見比べてみるのもいいかもしれません。

まとめ

今回は、スマホの容量を増やす方法について詳しく解説しました。容量が少ない、と思ったら、本記事を参考に不要なアプリや写真を削除するか、クラウドサービスを利用しましょう。
スマホを長く使っているなら、新しいスマホへの買い替えがベストな選択です。


