100年以上前に姿を消した仏像が寺に戻る!発見されたきっかけは…!?【動画ニュース】
長い時を経て寺に戻ってきた仏像が話題になっています。
注目を集めているのは大分県大分市の宝剣山神護寺に安置されている迷企羅大将の仏像です。
今から470年ほど前の戦国時代には神護寺にあったとのことですが、少なくとも100年以上前に行方不明に。宝珠典隆住職が「私たちも先代も先々代も存在を知らなかった」と語るほどでした。
それが今年2月にこの仏像をネットオークションで発見。一時は手違いで別の出品者の手に渡りましたが、再び出品されたので問い合わせたところ快く譲ってもらえたといいます。
高さが80cmほどの仏像は1本の木をくり抜く「一木造り」でできており、大きな破損箇所はありません。
神護寺からなくなった理由はわかりませんが、「お疲れさまというよりも、ここによく帰ってきてくれた」と語る住職。「過去もない、未来もない、いま自分が置かれているその時代を大切に生きなさいよ、ということを言ってるんじゃないかと。私たちが何百年も守っていかなくちゃいけない」とコメント。
悠久の時を旅してきた仏像の姿をぜひご自身の目に焼きつけてください!