
山本由伸が10奪三振!勝負強い仲間の執念でドジャース劇的勝利

ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が8月31日(日本時間9月1日)のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。安定したピッチングを披露しチームの勝利に貢献しました。
初回をテンポよく三者凡退で抑えた1回裏のドジャースは、先頭打者の大谷翔平投手、2番のムーキー・ベッツ内野手、3番のフレディ・フリーマン内野手のMVPトリオによる三連打で先制点をあげます。
さらに、アンディ・パヘス外野手のショートゴロの間に1点を追加し、2点リードとなりました。
援護点をもらった山本投手は4回表、ケテル・マルテ内野手のバントヒットをきっかけに連打を許して1点を奪われますが、その後は切り替えてピンチを脱出。最終的に7回を投げて、失点1、被安打4、奪三振10という見事な成績を収めています。

今シーズン3度目の二桁奪三振

投じた98球のうち70球がストライクという制球力にデーブ・ロバーツ監督も「ヨシは素晴らしかった。チームには素晴らしい先発が必要だったが、彼がそれを与えてくれた」と大絶賛。MLB Japanの公式インスタグラムでは、山本投手の奪三振シーンをまとめた動画が公開されました。
最初は、ブレイズ・アレクサンダー内野手に対して大きく曲がるカーブで見逃し三振。2つ目は低く沈むスプリット、3つ目は球威のあるストレートと、さまざまな球種を駆使して三振を奪っていきます。
そして、最後は76.7マイル(約123.4キロ)の遅いカーブでタイミングを崩し、10個目の空振り三振を獲得。今シーズン3度目となる二桁奪三振で、ダイヤモンドバックス打線を完全に封じました。
山本投手がマウンドを降りたあと、リリーフが3失点して惜しくも12勝には届きませんでしたが、同点で迎えた最終回に代打で登場したウィル・スミス捕手がホームランを放ち、チームはサヨナラ勝利となっています。
ちなみに、スミス捕手の代打サヨナラホームランはこれでなんと4本目! 山本投手の今後の活躍はもちろん、勝負強いスミス捕手の一発にも期待です♪
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