みんな大好き破天荒アクセル・フォーリーが帰ってきた! 30年ぶりの「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」でアクセル全開

ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー

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事件を解決するのは、行動あるのみ! 型破り刑事アクセルが、仲間を守るための執念で難解な事件を解決していく。

「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」は、大人気シリーズビバリーヒルズ・コップ30年ぶりの作品です♪

1984年に公開された1作品目「ビバリーヒルズ・コップ」から40年の時が経ちました。

ビバリーヒルズの人気者アクセル・フォーリー。今作はなんと、娘とタッグを組むことも!!

毎度街を巻き込んで大暴れしながら事件を解決していくアクセル。

今回はどのように事件を解決していくのでしょうか……?

あらすじ

あらすじ

デトロイト市警のアクセル・フォーリー。彼はかつて高級住宅街ビバリーヒルズにて、常識破りの方法で難事件をいくつも解決したヒーローです。

ある日、彼のもとに元相棒のローズウッドから1本の電話がかかってきます。

弁護士である娘のジェーンが弁護を引き受けたことで、脅されており、「ジェーンは弁護を降りる気はない。今は無傷だが脅してきている人たちは本気だ」と。

心配になったアクセルは翌日の飛行機でビバリーヒルズに向かいました。

ローズウッドは連絡が取れずまさかの行方不明!?

何が起きたのかと、ローズウッドの事務所に向かったアクセル。すると中では複数の男が何かを探し、部屋を荒らしていています。

アクセルは仲間のフリをして混ざりますが、途中で入ってきた男に仲間でないことを気づかれてしまいました。

逃げるために近くにあった駐車監視員のバギーを奪って逃走した結果、警察の御用になってしまいます。

アクセルは長年連絡を取っていなかった娘のジェーンに電話をしますが、想像以上にそっけない対応で電話を切られてしまいました。

数度かけたのち、ローズウッドから電話があったことを知らせるとようやく来てくれたのです。

アクセルが捕まったビバリーヒルズ署の署長は、アクセルの旧知の仲であるタガートです。

その場に居合わせたのは麻薬対策本部のリーダーグラントでした。

アクセルはローズウッドから電話があった時に違和感があったことをジェーンに話し、ローズウッドの身に何か起きているかもしれないと共に行動することになります。

ローズウッドの足取りを追うと、なんとグラントにたどり着きました。さらには、事件を追うほどアクセルとジェーンはグラントやカルテルに狙われるように……。

刑事アボットも2人と行動を共にし、今作では新たなアクセルの相棒になっていきます!

果たしてグラントが隠している秘密とは一体……!?

ローズウッドは無事なのでしょうか……。

大人気!ビバリーヒルズ・コップシリーズ

ビバリーヒルズ・コップの歴史

ビバリーヒルズに出向いたデトロイトの破天荒刑事アクセル・フォーリーが大暴れしながら事件を解決していくシリーズものです。

基本的には映画1本で話が完結しますが、前作品から相棒や家族との関係は進展したり相変わらずだったりなので、全作品を通して観るとキャラクターの性格やクセをより一層楽しめます!

1984年にエディ・マーフィさん主演で第1作目「ビバリーヒルズ・コップ」が上映され、瞬く間に人気作品となりました。

「ビバリーヒルズ・コップ2」が1987年、1994年に「ビバリーヒルズ・コップ3」と新作が公開されるたび、熱狂するファンも多かったようです。

今回30年ぶりの作品「ビバリーヒルズ・コップ: アクセル・フォーリー」がNetflixで配信!

ローズウッド、タガート、フリードマン、セルジュといった懐かしの仲間が終結しています♪

今でこそ数多くの映画で主演を張るエディ・マーフィさんですが、このビバリーヒルズ・コップの1作目が初主演だったというのはご存じでしたか?

期待を裏切らないカーアクション

ド派手なカーアクション

ビバリーヒルズ・コップシリーズといえば、ド派手なカーアクション! 今作も期待を裏切りません。

デトロイトでは市の除雪車で大暴れ。強盗のバイクを追いかけます。

バリケードをなぎ倒し、いくつもの車に衝突、信号が赤でもお構いなし。細い路地でも突っ走ります。

ビバリーヒルズについてからも暴走は止まりません。

駐車監視員のバギーを奪い街中を爆走する場面はハラハラドキドキさせられます。

街中で銃を車内に撃たれてからのハンドルさばきは見事でした。

なんといってもトラックでのアクションは最高!

何台ものパトカーにわざとぶつかっていきます。中には車のドアだけ取れるといった細かいテクニックもありワクワクが加速するばかりです。

圧巻なのは豪邸に突っ込んでいくシーンでしょう。ドアが壊れ、壁や柱が迫力満点に崩れていきます。

大胆で繊細なカーアクションは、目が離せません。

ヘリコプターで脱走

ヘリコプターに乗るアクセルとアボット

今作は車だけでなく、ヘリコプターで大暴れするところも見所です。

グラントに偽装逮捕されたアクセルとアボット。

そこでアクセルがアボットに提案したのがヘリコプターで脱走することでした。

アボットにはヘリコプターの操縦経験があるのですが……!?

ヘリコプターは上空の高いところで飛ばず、車とほぼ同じ位置で進んでいきます。バスにぶつかりそうになったり、グラントに銃で狙われたりハラハラさせられっぱなしです。

街中を疾走するヘリコプターの存在感は圧倒的でした。

娘・ジェーンとの関係

アクセルとジェーンの関係

ジェーンは、父親らしいことをしてくれなかったアクセルを父親として見ることができません。

アクセルからかかってきた電話も相手にしませんでした。何とか親子の絆を作ろうとするアクセルを拒否します。

しかし、アクセルの大胆だが的確な推理はジェーンも素直に受け入れているようです。

アクセルは絆を深められなかったのはお互い様で「娘の年が親の歴」という考えです。それに対し、ジェーンは「親は親で子供は子供だから、親の責任」と一蹴。

ジェーンの元恋人アボットも身勝手だった父親が許せなかったと言いますが、謝られたことで気持ちが変わった過去があるようです。

不器用なアクセルと父親に対して不満を持つジェーンですが、何が何でも事件を解決しようとする2人の本質は実はとってもよく似ていて……。

こじれてしまった2人の関係が変化していく瞬間は心が穏やかになっていきます。

主演エディ・マーフィ

エディ・マーフィとは

アクセル・フォーリー役のエディ・マーフィさんは、16歳からコメディアンとして活動を始め、19歳で人気コメディ番組に出演して人気を博しました。

世界で人気のある喜劇俳優になり、1982年に映画デビュー。1990年代に低迷期があり、2000年代に獲ったラジー賞をきっかけに俳優業を休むことを決意したそうです。

当初は1年ほどの予定だったそうだが、結果として6年あまり休むことになりました。

「『このままソファに座ったまま、ずっと起き上がらないのも良い。でも、俺がやった最後の作品が駄作ってのは自分として許せない』と思ったんだ。だから、『ソファから立ち上がって何かをして、俺が面白いってことを思い出させてあげよう』と思った。『またソファに戻りたくなったら、そうすればいいんだ』」と復帰したそう。

そこからはまた様々な人気作品に出演しています。

豪華声優の見事な吹き替え

日本語吹き替え版

アクセル・フォーリー役エディ・マーフィさんの日本語吹き替えといえば、山寺宏一さん!

実は、2人は同じ年齢。山寺さんは「声優デビューした時から吹き替えをするのが夢でした」と語っています。

無事に夢を叶えたられたのはいいものの、軽妙すぎるマシンガントークと独特のノリに苦戦し、鍛えられたとのこと。

山寺さんは、ビバリーヒルズ・コップシリーズだけでなくエディ・マーフィさん出演の作品では多くの吹き替えを担当されています。

かつての相棒であるウィリアム・“ビリー”・ローズウッド役に井上和彦さん、ジョン・タガート役に池田勝さんといったベテラン声優勢が脇を固め、吹き替え版ならではの面白さも健在です♪

まとめ

街を巻き込んでお騒がせする型破りな熱い男アクセル・フォーリーが映画に帰ってきました!

前作から30年経っているとは思えないほどの若々しさがあり、荒々しさや口のうまさは衰えることなく健在し、天下一品です。

30歳を越えた娘を持つ、不器用すぎる父親の一面を見ることができるのは本作ならではの魅力でしょう。

いつもの暴走するアクセルを楽しむだけでなく、親子が成長するストーリーにもグッとくるものがあります。

仲間を思い、家族を思う。当たり前のようでなかなか難しい。口には出さないけれど、行動で示していく姿に心が熱くなり、胸が打たれること必至です。

ビバリーヒルズ・コップシリーズの醍醐味、アクションシーンも忘れてはいけません。今作は車だけでなく、ヘリコプターでも大暴れします!

ガンバトルもド派手に打ちまくったり、死角に隠れてスナイパーのように狙ったりとドキドキワクワクが止まりませんでした。

ど派手なアクションでスカッとして、心温まるヒューマンストーリーにホロっとしませんか。

ビバリーヒルズ・コップシリーズを初めて観る人でも楽しめる作品です♪

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