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86年ぶりの優勝!復活を支えた功労者たち|Netflix MLBドキュメンタリー3選

ザ・カムバック: 2004 ボストン・レッドソックス
2025/07/09

大谷翔平投手の活躍により身近になったMLBは、1869年に最初のプロチームが誕生し、1871年には初のプロ野球リーグが創立されたことでスタートしました。その150年を超える歴史には、さまざまなドラマが刻まれています。

中でも「バンビーノの呪い」と称され、長きにわたり優勝から遠ざかっていたボストン・レッドソックスが86年ぶりに優勝した2004年は、劇的な逆転劇で勝利をつかみ取ったことで人々の記憶に残ったシーズンです。このような復活の物語には、活躍する選手たちとともに彼らを支えた功労者がいたことはあまり知られていません。

Netflixでは、レッドソックス奇跡の優勝シーズンを振り返る番組や、大型契約を結びながら活躍できずにいた選手を好調へと導いたファンの姿を追ったドキュメンタリーがあります。
そんな華やかな舞台の裏でチームや選手をサポートしている人々を知ることのできる、おススメの作品を3つ紹介していきましょう!

ザ・カムバック: 2004 ボストン・レッドソックス

ザ・カムバック: 2004 ボストン・レッドソックス

ボストン・レッドソックスは1901年創立。ベーブ・ルースを擁した1910年代に4度のワールドシリーズ制覇という偉業を成し遂げましたが、1920年にルースをニューヨーク・ヤンキースに放出すると優勝から遠ざかってしまいました。一方のヤンキースはルースのホームランで快進撃を続けたため、いつからからルースの愛称バンビーノの名を冠した「バンビーノの呪い」という名称が使われるようになったのです。
事実レッドソックスは、2試合のうち1試合勝てば地区優勝というところでヤンキースに2連敗して優勝を逃す、ワールドシリーズに進みあと1勝で優勝という試合を落とし敗退するという時代が続きます。

「バンビーノの呪い」に苦しんでいるレッドソックスをしり目に、ルース獲得によりヤンキースの人気は上昇し、1923年に開場した球場は「ルースの建てた家」という異名を取り、以降26回ものワールドシリーズ制覇を果たしてしまいました。

しかし、長かった冬の時代についに終わりが訪れようとしていました。大物スター選手を数多くそろえるヤンキースを相手に、リーグ優勝決定戦で0勝3敗と後のない崖っぷちに立たされたレッドソックスですが、奇跡の4連勝を果たしワールドシリーズに進出。
ワールドシリーズでは破竹の4連勝をとげ、86年に渡る呪いを打ち破ることに成功したのです。

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「ザ・カムバック: 2004 ボストン・レッドソックス」は、この年のレッドソックスの活躍を当時の映像、選手や関係者などのインタビューを交えて振り返るドキュメンタリーとなっています。

インタビューでは、史上最高のDHと称えられ、レッドソックスの永久欠番にもなっているデビッド・オルティス氏をはじめ、キャッチャーでキャプテンも務めたジェイソン・バリテック氏、ヤンキース打線を苦しめたペドロ・マルティネス氏らが登場。
他にも外野手として在籍し、代走で同点の好走塁を見せたロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督、ライバルであるヤンキースのロジャー・クレメンス氏、後にヤンキースに移籍するジョニー・デーモン氏などの話も聞け、当時を知る人なら懐かしさで頬が緩むはず。
また、印象的なカート・シリング氏の「血染めのソックス」の話題にも注目したいところです。

長期にわたり「バンビーノの呪い」という噂と戦ってきたレッドソックスが、どのようにして優勝を手にすることができたのか。彼らの栄光の軌跡をぜひその目でご覧ください。

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ザ・クラブハウス: 密着! レッドソックス1年の軌跡

ザ・クラブハウス: 密着! レッドソックス1年の軌跡

「バンビーノの呪い」を打ち破り2004年にワールドシリーズを制したレッドソックスは、その後2007年、2013年、2018年と2000年代で4度のワールドチャンピオンに輝く好成績を残していました。
この期間は松坂大輔氏、岡島秀樹氏、田沢純一氏、上原浩治氏といった日本人選手が在籍した時期とも重なっているので、彼らの活躍を記憶している人も多いでしょう。

レッドソックスは2018年の優勝以来低迷の時期に入ります。
2019年は宿敵ヤンキースの独走を許し、2位のタンパベイ・レイズに12ゲームもの差を付けられ地区3位に。2020年は60試合の短縮シーズンでしたが、24勝36敗と負け越し最下位に沈んでしまいました。これは同年初頭、2018年にヒューストン・アストロズでサイン盗みが行われていた際、当時アストロズのベンチコーチだったアレックス・コーラ氏を監督から解任したことによるチーム内の混乱も影響したのかもしれません。
さらに、ムーキー・ベッツをトレードでドジャースに放出。人気も実力もレッドソックスではトップクラスだった、MVP獲得選手であるベッツの放出にファンは驚き嘆くのでした。

チームはここから再建の時代に入り、2021年は地区優勝を逃したものの2位でプレーオフ進出と奮闘しますが、2022年は2年ぶりの最下位へ。吉田正尚らを加え再起を図るものの2023年は地区唯一の負け越しで2年連続最下位と結果が出ないことに苦しみます。

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この状態の2024年のレッドソックスを1年間追い続けたのが「ザ・クラブハウス: 密着! レッドソックス1年の軌跡」です。

番組は、通常の野球中継やニュースでは見ることのできない、監督をはじめとするコーチングスタッフに加え、メディアの番記者の姿も追い、チームの1年間を描写。ダグアウトで交わされる監督と選手の会話や、チームを支えるサポートメンバーの本音などが見られるのも特徴といえるでしょう。

さらに、試合中の采配だけでなく、エラーをして落ち込んでいる選手に声をかけたり、スプリングトレーニングでマイナー降格を告げた若手のメンタルケアをしたりする監督の様子をみると、いかに監督業が大変なのかが分かります。

過去4年間で3回の最下位というかつてない屈辱を味わったレッドソックスが、復活をかけてどのようなことを行ってきたのか。珍しい映像、貴重なシーンが満載の「ザ・クラブハウス: 密着! レッドソックス1年の軌跡」でその復活を目指す舞台裏を見てみましょう!

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ターナーアラウンド: ファンと共にあれ

ターナーアラウンド: ファンと共にあれ

大谷翔平投手を擁した2024年、1988年以来36年ぶりのフルシーズンでのワールド制覇を果たしたドジャース。その前年、1年半在籍したひとりの選手がドジャースを去ります。

彼の名はトレイ・ターナー。2019年にワシントン・ナショナルズがチーム初のワールドシリーズ優勝を果たしたときの遊撃手として活躍し、盗塁王を獲得したこともある走攻守に優れた選手です。2021年7月にトレードでドジャースに移籍し、2022年からは正遊撃手としてオールスターゲームにも1位選出、シルバースラッガー賞も受賞する活躍を見せました。
シーズンオフにFAとなり、ドジャースからの提示を拒否し11年総額3億ドルという超大型契約でフィラデルフィア・フィリーズに移籍。

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しかし開幕を迎えると、毎年コンスタントに3割前後を打っていた打棒がまったく冴えません。MLBではヤンキースを筆頭に、東海岸の大都市チームには辛口のファンが多く、これまで数々のピンチを切り抜けてきたクローザーが2回連続でセーブを失敗しただけで「引退!」と騒ぐほど。
フィラデルフィアも熱烈なフィリーズファンが多く、ターナーはファンの怒りの対象となってしまったのです。

調子が上がらないことで批判され、さらに調子を落とすという負のスパイラルに陥ってしまったターナーですが、この状況を見かねたひとりの男性がネットでの批判を恐れることなく顔出しをし、批判ではなく応援をしようと呼びかけます。

やがてその声に応える人がひとりまたひとりと増え、17打席連続無安打でもターナーが打席に立つと、ファンがスタンディングオベーションで彼を打席に迎えるという信じられないような現象が。
多くの声援が後押ししたのか、これを機にターナーの成績が徐々に上がっていくのでした。

ターナーの親戚でも友だちでもない、いちフィリーズファンの男性の呼びかけで実現した感動のドキュメンタリー「ターナーアラウンド: ファンと共にあれ」。批判ではなく声援というファンと選手の温かいつながりの物語は、涙なしに見ることはできません!

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まとめ

全米だけでなく世界中の人が熱狂し多くのプレイヤーが憧れるMLBには、ニュースや放送では知ることのできないチームの内情、そしてスタジアムで起きている数々のエピソードがあります。この機会にぜひMLBの舞台裏を知るドキュメンタリーに触れ、より身近に、より楽しく中継を楽しみましょう!

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