羊飼いの夫婦が溺愛するのは羊ではない“何か” 説明不能な不気味さ漂う映画『LAMB/ラム』

LAMB/ラム

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第74回カンヌ国際映画祭の〈ある視点〉部門でオリジナリティ賞を受賞した異色作。映画『LAMB/ラム』のワンシーンが公開されました。

『LAMB/ラム』はアイスランドの人里離れた山間の高原で羊飼いを営むイングヴァルとマリア夫婦を描いた作品。

ある日、羊の出産に立ち会った夫婦は羊ではない“何か”が産まれてくるのを目撃し、驚きます。

2人は、その“何か”を“アダ”と名付け育てることに。過去に子どもを亡くしていた夫婦は愛情を持ってアダを育てますが…。

随所に説明できない不気味さがつきまとう

この映画の大きな特徴のひとつが、セリフが極端に少ないこと。

視聴者は映像のみでその状況を理解しなければなりません。しかし、台詞が少ないことで逆に映像から入ってくる情報がより鮮明になります。

紹介されたシーンではマリアがゆりかごに入ったアダを撫でながらミルクを与えています。一生懸命にミルクを飲むアダを愛おしそうに見つめるマリア。しかし、アダは羊ではない“何か”なのです。

アダの正体が気になった方は、ぜひ映画でご確認ください。

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