映画『THE FIRST SLAM DUNK(スラムダンク)』の主題歌をよく聞くと気づく⁉ 隠されたとある選手の活躍とは

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大人気漫画スラムダンクの映画『THE FIRST SLAM DUNK (以下スラムダンク)』が、6月10日よりNetflixにて配信開始されました。

『スラムダンク』は、作者である井上雄彦氏が自ら脚本・監督を担当したアニメーション映画。2022年12月に公開され、翌年の8月31日まで約8ヵ月もの間、ロングラン上映された人気作品です。

そして2024年6月10日から、満を持してNetflixでの配信が開始! ファンからは「待っていました!」と喜びの声も多く、配信当日にはNetflix公式Xにてウォッチパーティーも開催されました。

『スラムダンク』といえば迫力ある試合のシーンがまっさきに思い浮かびますが、その映像をより感動的に仕上げている主題歌と劇中音楽にしびれている人も多いのではないでしょうか? 今回はそんな「音」にまつわる名場面をご紹介します!

映画スラムダンク、オープニング曲はThe Birthdayの「LOVE ROCKETS」

オープニング曲は、井上雄彦氏が大ファンだというThe Birthdayが務めました。楽曲制作をした本人たちは「疾走感」と「全体を通してかっこよくなるよう意識した」とインタビューで語っています。

その拘り通り、主人公が属する高校・湘北高校の熱い雰囲気や独特の勢いを感じるかっこいい楽曲が作られました。

かっこよすぎると話題を呼んだオープニング映像との相性も抜群!

オープニング映像は、真っ白な画面に鉛筆のようなタッチで湘北高校のメンバーが描かれていきます。書き終わったメンバーから歩き出すため、キャラクターに魂が吹き込まれるようなワクワクを感じられること間違いなし!

湘北高校のスタメンが揃うと、次は階段から降りてくる山王工高のメンバー達が描かれます。
実は、本作はあらすじを明かさずに公開されたため、ここで初めて「山王戦の話なんだ!」と知ることに。上から降りてくる山王工高の王者感も相まって「かっこよすぎる!」と原作ファンは大絶賛でした。

そんなオープニングにあてる楽曲について、井上雄彦氏からは「イントロで各パートが一つ一つ重なっていくように」というリクエストがあったそうです。
そのリクエスト通り最初はベース、次にドラム、そこにギターが重なって最後にボーカルが乗ります。

この楽曲展開が湘北高校のメンバーが一人ずつ増えていく様子に合っていてとてもかっこいい。
さらに、山王工高の選手が階段を降りたあたりで楽曲の疾走感が増していき、「遂に歴史的な試合が始まるんだ!」と興奮を誘います。

ぜひ、本編を見て楽曲と共に試合前の高揚感を感じてみてはいかがでしょうか?

宮城リョータの過去を描いたエンディング主題歌、10-FEETの「第ゼロ感」

エンディング主題歌は、メンバー全員がスラムダンクの大ファンだという10-FEETが担当しました。

楽曲前半では、宮城リョータのことを歌っています。映画では原作で描かれなかった宮城の過去が明かされたため、映画をみた後に改めて聴くと感動が増しますよ。

歌詞にある「遠い星の少年」が誰のことをさしているのか? 「約束の飾り」の約束とは何か? 答えはぜひ、ご自身の目で確かめてください!

三井のシュート本数と関係がある? エンディング主題歌、後半の歌詞に注目

楽曲後半では、バスケ用語が散りばめられているため山王戦の様子を描いているようです。
例えば「クーアザドンイハビ」という歌詞は、バスケ用語で3Pラインよりも後ろからシュート打つ「ビハインドザアーク」を後ろから読んだ言葉になっています。

また、「Swish da 着火 you」という歌詞の「Swish」は、シュートした時にボールがリングに当たることなく綺麗に決まった時の「スパッ」という音をさしています。これは湘北高校の三井寿が立て続けにシュートを決めて「この音がオレを甦らせる」と言っている場面を表していると思われます。

実は、よく聞くと「Swish da 着火 you」というフレーズが曲中に出てくる回数は8回。そして、三井が原作の山王戦で決めた3Pの数もなんと8本!
さすが中学MVPをとった選手ならではの素晴らしい成績。そして何より、主題歌に三井の活躍が隠されていたとは驚きです!

スラムダンクの劇中音楽がぴったりな名シーン

劇中音楽は、武部聡志と10-FEETのボーカル・TAKUMAが担当しました。

試合中のここぞ!という場面で流れる曲はどれも興奮を誘うものばかり。特に、試合後半で流れる「第ゼロ感」をアレンジした「いけ!」という劇中音楽には鳥肌が立ちます。

場面は、山王工高がゾーンプレス(ディフェンス側からプレッシャーをかけてミスを誘うこと)を仕掛けてきて宮城が攻めあぐむところ。そこで宮城が「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」と名言を吐き、ドリブルで突破します。
その時に流れる「いけ!」が、苦しい場面を打破して勢いに乗る様子をさらに熱いものにしていて、「このシーンが一番感動した」という声も多くありました。

今回は、主に主題歌の魅力を紹介しました。
ぜひ、音楽と共にスラムダンクの映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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