小学生がひとりきりでAEDを操作!「放課後カルテ」おじいさん救助シーンに胸が震える
命を救えるのは小学6年生の少女だけ! 不安と恐怖に打ち勝ち電話サポートを受けながらAEDで蘇生を試みる。
鋭い観察眼を持つにもかかわらず、ぶっきらぼうな態度と口の利き方で周囲から浮いている大学病院の小児科医・牧野峻は、とある事情により小学校医に赴任することに。始業式のあいさつでも誤解を招くような話しぶりで、生徒や教師から反感を買うことになってもお構いなしです。
しかし医師としての仕事には真摯に向き合う牧野は、6年生のAED講習で命の大切さを説きますが、生徒たちは真剣に話を聞こうとしません。
そんな中、二学期から転入してきた冴島啓は、牧野が患者を選び見捨てたことがあるという理由から、彼が患者を殺したことがあるという話を吹聴。日頃の態度の悪さもあり、生徒たちの間には「保健室に行ってはいけない」という空気が流れるようになってしまいます。
反目する啓が牧野に励まされAEDを使う
ある日の帰り道。神社で倒れているおじいさんを発見した啓は、助けを求める声を上げたものの返事はありません。不安になりながらも講習で教わった牧野の言葉を思い出し、AEDを使い救急救命を行うことを決意。
119番をして救急車を待つ間、啓は反目している牧野に電話をかけサポートを依頼します。AEDは音声で操作方法を伝えてくれますが、人の命がかかっているという緊張で、牧野の「できるか?」の問いかけに「無理」と首を振りました。
「無理じゃない!」という牧野の声に涙を流し重圧と戦う啓。大きく深呼吸をするよう促され、「おまえがやるんだ」の声に背中を押された啓は、指示どおりパッドを貼りショックボタンを押します。
胸骨圧迫では、「これでいいのかな」と不安を漏らす声を聞いた牧野が、電話でもわかるようにやり方をアドバイスするなど、ふたりの懸命な処置を描いたシーンは緊迫感で押しつぶされそう。
啓役の岡本望来の好演と、彼女を必死に支える牧野役・松下洸平の演技は見る人の心をジーンと熱くさせること必至です!
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