
メンタルやられているときは見ちゃダメ「アヌジャ」貧困少女の働き方

アカデミー賞ノミネート作品。インドの貧困層にいる子どもたちの生き方が苛烈過ぎる。
3月2日の日曜日(日本時間3日月曜日)に発表される第97回アカデミー賞。この賞レースの短編実写映画賞にノミネートされた作品「アヌジャ」がNetflixで配信されており、公式YouTubeチャンネルで本編の一部を見ることができます。
アヌジャは姉とともに1日14時間の労働で15分しか休憩のない、過酷な縫製工場で働く9歳の少女です。
ある日この工場を訪れた男性は、アヌジャには才能があり、いろいろ手をまわしたので学校の入学試験を受けに来るように促します。わずか400ルピー(約700円)で奨学金を受けて寄宿学校に行けるチャンスを無駄にしてはいけないと諭すのですが、悪どい雇い主は、「この子にとって400ルピーは大金だ」「うちの従業員は全員自分の意思で働いている」と追い払ってしまいました。

400ルピーを稼ぐ方法

この話を聞いた姉は、とある方法で入手したトートバッグを街中で売り400ルピーを集めようとしますが、「400ルピーのバッグを特別に40ルピーで販売」と声をかけて歩くものの1つも売れません。
人混みの中、姉とはぐれマーケットを抜けた先のショッピングモールに紛れ込んだアヌジャは、売り場にいた女性にバッグ1つ400ルピーと声をかけました。
女性は「ステキね、色が気に入った。2つ買うわ」と言い、800ルピーをアヌジャに渡そうとします。しかし通りかかったスタッフに見とがめられ、セキュリティを呼ばれたアヌジャは800ルピーを手にすると逃走。
バックヤードを駆け抜け何とか出口までたどり着いたアヌジャですが、そこには警棒を持ったセキュリティの姿が……。果たしてアヌジャは無事姉の元へ帰れるのでしょうか?
さらに、自分と姉の将来のかかった厳しい選択を迫られることになる短編映画「アヌジャ」はNetflixで配信中です。
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