
320キロ走行の車内で撮影「新幹線大爆破」本物で撮影したいという願いが現実に

樋口真嗣が語る新作の制作裏話とおススメ映画2本を紹介。特権で一般配信より先に見られるかと思ったのに!
1975年公開から50周年に当たる今年、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」などで知られる樋口真嗣が監督、草彅剛主演でリブートされる映画「新幹線大爆破」。
その樋口真嗣がおススメする映画2本と、「新幹線大爆破」の制作に関するエピソードを語る動画が配信されました。
おススメ映画の1本目は、チェコのクリエーターが生み出したSF作品「スペースマン」です。極限状態の宇宙飛行士の前に姿を現した、クモのような気持ちの悪い、怖い形をしたクリーチャーが、見た目に反して人間よりも高い意識を持った良い生命体だったという、いい意味で予測を裏切ってくれた作品だと解説。
2本目は「エレクトリック・ステイト」。レトロフューチャーのかわいいロボットが出てくるけれどディストピアという、大ヒットゲーム「Fallout」シリーズを彷彿とさせる世界が広がります。
3月14日(金)に配信される映画のためまだ視聴できておらず、「この動画で作品を紹介する代わりに先行公開ムービーが見られるかも」と期待していたのにかなわないとぼやきも。

例えが現実に

動画の最後は、インフラとして世界一安全といわれる新幹線に爆破予告が届く中、人命を守るために奔走する人間たちの攻防を描いた、自身の新作パニックサスペンス映画「新幹線大爆破」について。
元はプロデューサーと、現代で一番進んだ科学や知識、組織の責任感を破壊するようなテロリズムとどう向き合い戦っていくかという作品をやろう、例えば「新幹線大爆破」のような、という話をしていたそう。ところが、その話がまるっとそのまま来たと制作スタートの発端を明かします。
また、利用している人の多い新幹線だからこそ本物のように見せられるか、できることなら本物で撮影したいと考えていたそう。この願いがかない、鉄道を使った日本映画の撮影としては、歴史に残るような最大規模の撮影ができたことがこだわりだと語りました。
実際に320キロで走行する新幹線の中で撮影した「新幹線大爆破」は、4月23日(水)からNetflixで世界独占配信開始です。お楽しみに!
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