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松山ケンイチvs.長澤まさみ「ロストケア」それは救済なのか?

評判の良い介護士が殺人の容疑者に。彼の口から出た犯行動機は驚くべきものでした。
高齢化社会といわれて久しい日本。この現状に一石を投じる、社会派サスペンス映画「ロストケア」のワンシーンを切り取った動画が、Netflixの公式YouTubeチャンネルで配信されました。
この動画は、介護家族からの評価が高い介護士・斯波宗典(松山ケンイチ)が、殺人事件の容疑者として逮捕され、検事の大友秀美(長澤まさみ)が取り調べをしている場面のワンシーン。
大友は捜査を進めていくうちに、斯波の働く介護センターでは老人の死亡率が一般的な施設よりも高いことを突きとめ、一連の死亡ケースに斯波が関与しているのではないかと問いただしていきます。

42人の命を奪ったことを認める

自分が容疑者とされていることについて、「僕がお年寄りたちを殺す理由は何ですか?」と尋ねる斯波に対し、「理由は、殺人をすることが目的」と、相手の目をまっすぐ見つめ強く答える大友。
その様子を見ていた斯波はうつむきながら軽く微笑み、首を左右に振って何も分かっていないという表情を見せました。そして、強い意志を示すような表情で「これは介護なんです」と言葉を返すのです。
答えの真意を図りかねた大友が介護という意味を尋ねると、「喪失の介護、ロストケアです。僕は42人を救いました」と斯波は答えます。
「救った」の言葉に戦慄する大友は、それは救いではないと詭弁をただすのですが、「僕がやらなければ……」と驚愕の倫理観を展開していく斯波。42人に手をかけた彼の介護とは?
常軌を逸した信念を見せる松山ケンイチの怪しさと、その心理と対峙し心を揺さぶられる長澤まさみの演技が光る「ロストケア」はNetflixで配信中!
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