
「新幹線大爆破」がより楽しくなる!押さえておきたい3つのポイント

1975年版を見ておくべき? 新幹線が緊急停止する条件など、「新幹線大爆破」がより面白くなる情報をどうぞ♪
配信が開始されるや否や、SNSを中心に瞬く間に話題をさらい、配信1週目にしてNetflixの非英語映画の世界トップ10で堂々の2位を獲得した「新幹線大爆破」。予備知識なしでも十分楽しめるエンタテインメント作品であるものの、いくつかの事前情報を入れておくと、よりドラマチックに、さらに緊張感が増します。
今回は、そんな「新幹線大爆破」の魅力を引き立てるスパイスのような情報を3つご紹介。視聴前の人のネタバレにならないようにしてあるので、ぜひご覧ください♪

はやぶさ60号は存在する?

■1975年版
高倉健や千葉真一、宇津井健らが出演した1975年の同名映画(以降、昭和版)を、草彅剛主演、樋口真嗣監督でリブートした作品がNetflix映画「新幹線大爆破」です。
実は「新幹線大爆破」は、昭和版と同じ世界のできごととなっており、昭和版で描かれた物語が「109号事案」として序盤から登場します。これが令和版でどのようにかかわってくるのかは伏せておきますが、先に昭和版を視聴しておくとより楽しめることは必至。
しかし、見ておかなくても伏線が回収できないということはありませんから、時間がある人は先に視聴しておくことをおススメします。
■はやぶさ60号は走っている
映画の舞台となるのは、新青森発東京行きの東北新幹線はやぶさ60号。この新幹線は、週末や特定の平日に新青森~東京間で実際に運行されている列車です。
さらに、映画と同じ15:17に新青森を出発し八戸、盛岡、仙台、大宮、上野を経て、18:32に東京に到着するところも同じ。つまり、実在の新幹線をそのままモデルにできたのは、JR東日本の特別協力によるものかもしれません。
聖地巡礼をする際は、忘れずにはやぶさ60号をご利用ください♪ ただし、爆弾にはご注意を。
■新幹線の緊急停止条件
「新幹線大爆破」がサスペンス作品として傑出しているのは、危険を察知すると安全確認のために停車するという新幹線の特性を逆手に取っているところでしょう。このアイディアは後にキアヌ・リーブスをトップスターへと押し上げた「スピード」にも影響を与えたほど。
では、東北新幹線はどのような条件が発生すると緊急停止するのか知っていますか?
◆ATC
ATCは先行列車との間隔が近づいたり、許容速度を超過したりすると自動でブレーキがかかり減速・停止する装置です。この仕組みを逆手に取ったのが、「危機を察知しても安全速度で走行できない・止まれない新幹線」という緊張感を生みました。
◆連結器トラブル
新幹線は連結器が外れると自動でブレーキがかかるようになっていて、2024年9月と2025年3月の2度にわたって発生した事故でも車両が停止。「新幹線大爆破」でもこれが……。
◆非常停止ボタン
線路に人が落下したといった危険な状況が発生した際、ホームにある非常停止ボタンを押すと、新幹線は自動で緊急停止するそうです。
◆地震
地震の初期微動(P波)をもとにマグニチュードを推定し、わずか1.3秒で緊急停止が作動する新幹線早期地震検知システムを搭載しています。
これらのうち、どれが劇中でも登場するのか予想しながら視聴するのも面白かも。
見始めたらハラハラドキドキの波が息をつく暇もなく押し寄せる「新幹線大爆破」は、Netflixで独占配信中。お見逃しなく!
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