
草彅剛演じる高市のしみる言葉「新幹線大爆破」車掌になった理由

「なんで運転手じゃなくて車掌なんですか?」高校生から投げかけられた素朴な疑問の答えは……。
Netflixで独占配信している映画「新幹線大爆破」は、1975年に公開された同名映画を樋口真嗣監督がリブートした作品です。
1975年版の主演は高倉健。彼が演じたのは、爆弾を仕掛けた犯人グループのリーダー格でした。一方、Netflix映画「新幹線大爆破」は、当時劇中でほとんど登場することのなかった車掌が主役に。
この違いは、「もし本当に事件が起きたら一番大変なのは車掌かもしれない」という点に監督が着目した結果生まれたものだそう。たしかに、飛行機や新幹線に乗ると、パイロットや運転手は操縦・運転に専念するため、乗客に対応するのは客室乗務員や車掌になります。
新幹線に仕掛けられた爆弾を巡るパニック作品というベースは同じであるにもかかわらず、まったく異なる切り口から描写したリブート作品の主役の高市(草彅剛)が、なぜ車掌になったのかを語るシーンを切り取った動画が配信されました。その内容をかんたんに紹介しましょう。

高校生には難しかったかも?

動画は、映画本編が始まった直後のシーンからスタート。
東北新幹線の車両を一時的に留め置くための施設、青森新幹線運転所を訪れた修学旅行中の高校生たちを案内する高市。初めて訪れた彼らは新幹線の施設、そしてまず見ることのできないE5系新幹線の台車下に興味津々のようです。
さらに、先頭車両の先端にあるカバーが左右に開き現れる分割併合装置、いわゆる連結器の出現に声を上げ興奮が収まりません。
ひと通り見学が終わり、案内役の高市への質問を受け付ける場面で、ひとりの男子生徒が車掌になった理由を尋ねました。
「新幹線はさまざまなお客様が乗車されます。みなさんのような修学旅行の学生の方はもちろん、あと何年かすれば、友だちの結婚式のために新幹線を利用する人も出てくるかもしれません」
そう語り始めた高市が車掌になろうとした理由は、車掌や客室乗務員のような旅客サービスの仕事をしている人ならではの感慨深いものかもしれません。しかし、高校生にはイメージが湧かなかったようで、思わず漏れた言葉は……。
高市の理由と、高校生が思わず発したセリフは動画を、緊迫のパニックサスペンスは本編をご覧ください。本編視聴後にこのシーンを見ると、伏線がたくさんあることに気付きますよ♪
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