
乗降オーライ、ドア閉じ、側灯 滅「新幹線大爆破」はやぶさ60号運命の発車

JR東日本の新幹線発車を忠実に再現。指差し確認を行う安全への配慮を覆す出発の刻が来る……。
その圧倒的なスケール、原作である1975年版への愛、迫力の映像とサウンドから、映画館で上映してほしいくらいの作品と称賛を浴びたNetflix映画「新幹線大爆破」。
中でも新幹線が舞台という点を差し引いても、「シン・ゴジラ」で京浜急行電鉄の全面協力を得て京急800形を派手に吹き飛ばした、樋口真嗣監督の鉄道愛が随所ににじみ出ているという声も聞かれるほど。
今回NetflixのYouTube公式チャンネルで配信された動画も、車掌と運転手の安全確認動作である指差喚呼(しさかんこ)を再現した、作品序盤のいよいよ物語が始まるという緊張感みなぎる場面を見ることができます。

普段見えない運転台の様子も

動画では「新幹線大爆破」の主人公である車掌の高市(草彅剛)と運転手の松本(のん)による、東北新幹線の発車前確認の様子が登場。
前半は発車時刻を知らせる電子音が響く中、「新青森発車、15時17分ちょうど。時刻よし」という高市の声が響きます。
続いて車内から半身を乗り出した姿勢で車両前方を指さし、「乗降オーライ」「ドア閉じ」の確認とともにスイッチを操作し扉を閉めました。扉が閉まったことを知らせるランプが消えたことを確認すると「側灯 滅」と発する高市。
後半は運転台の松本による出発前の指差喚呼です。
計器盤をひとつずつ指さしながら「信号 進行」「戸閉め 点」「時刻 よし」と、運転台でのチェックが進むはやぶさ60号。次にレベル7の場所にあったブレーキハンドルを「運転」の場所へ時計回りに回すると、ブレーキ開放を意味する「緩解 よし」の確認が行われます。
最後に右手でマスコンハンドルを1・2・3とスライドさせると列車は目的地の東京駅を目指して静かに動き出しました。
お父さんに抱っこされた子供が見送りの手を振る中、新青森駅に鳴り響く発車ベルを受け、旅立ったはやぶさ60号。この先、過酷な状況に追い込まれる運命が待ち構えているとは誰も想像していませんでした。犯人を除いては……。
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