
演技にゾクゾクした「新幹線大爆破」草彅剛&斎藤工インタビュー

劇中では対面するシーンのないふたり。しかし通話を通じてお互いがつながりを感じていた。
配信開始から3週連続でNetflix非英語映画の世界トップ10にランクインしている「新幹線大爆破」。ご存じのように、高倉健が主演した1975年の同名映画を、「シン・ゴジラ」などで知られる樋口真嗣監督がリブートした作品です。
そのNetflix映画「新幹線大爆破」で主演を務めた草彅剛と、共演の斎藤工にインタビューした動画がYouTubeで配信されました。映画未視聴の人へのネタバレにならな範囲で捕捉しつつ、動画で語られている作品の見どころを少しだけ解説していきましょう。

賞賛し合うふたり

主演の草彅が演じたのは、爆弾が仕掛けられたはやぶさ60号の車掌・高市和也。一方の斎藤は、新幹線総合指令所の総括司令長・笠置雄一を演じています。
原作となる1975年映画では、宇津井健が斎藤の演じる笠置に相当するキャラクターとして登場していますが、車掌はほとんど現れません。令和のリブート版では、車掌に焦点が当てられているのが1975年版との違いのひとつです。
動画の冒頭でお互いの演技の印象について聞かれると、開口一番「良かったですね」「素晴らしかったです」とお互い賞賛し合いました。
爆弾を仕掛けられた新幹線の車掌である高市と指令所にいる笠置は、顔を見ることもできず連絡を取り合えるのは通話のみ。緊迫した状況下で通話だけでやり取りをしながらも、つながっているという感覚で演技できたのは、これまでふたりで演技してきた経験が生きたのではないかと振り返ります。
また、乗客の不安を払しょくするために寄り添い、励ます車掌の姿を見事に演じた草彅は、優しさや温かさだけではない一面を見せるシーンがあるのですが、斎藤はその場面を見てゾクゾクしたと絶賛。
さらに、リブートとはいえ同じ作品で主演を務めた高倉と草彅との関係性にも話が進む中、草彅は1974年生まれのため感慨深いものがあると語りました。
この動画での言及はありませんが、高倉と草彅は「あなたへ」(2012年)という映画で共演したことがあり、この作品の出演を後押ししてくれたのが高倉なのだそう。俳優人生の師と呼べる高倉の作品に、役柄こそ違えど主役として臨んだ草彅の気持ちの高揚感は想像に難くありません。
動画では他にも「お互いの演技でグッときたところは?」「リブートの見どころは?」という質問が登場。これらの答えはご自身の目でお確かめを。
まだまだ配信の興奮冷めやらない「新幹線大爆破」はNetflixで配信中。体験済みの人は、このインタビューを見た後もう一度視聴すると、該当シーンの見方が変わるかもしれません。まだの人は、この機会にぜひ本編をご視聴ください!
※お客様の環境次第で動画が表示されない場合がございます。


