
オスカルの華麗なる剣さばき「ベルサイユのばら」魅せる人心掌握術

近衛隊から衛兵隊に異動してきたオスカルを隊長と認めない兵たちを黙らせた決闘シーン!
1972年に連載を開始し、累計発行部数が2000万部を突破する「ベルサイユのばら」。テレビアニメ化や宝塚歌劇団による舞台化など、さまざまなエンターテインメントとして社会に浸透した不朽の名作が、連載開始から50年以上の時を経て劇場アニメとして公開されました。
その人気は、原作漫画やテレビアニメ未視聴の若い世代からも支持され、公開から5カ月が過ぎた6月になっても応援上映によるロングランを行うほど。
今回紹介する動画は物語の後半にあたる、オスカルがフランス王室の近衛隊を離れ、衛兵隊に異動してきた直後のいちシーンです。

オスカル絶体絶命のピンチか!?

オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(沢城みゆき)は将軍を輩出するジャルジェ家という立派な貴族の娘で、若くしてマリー・アントワネットの護衛としてフランス王室に仕える近衛連隊長を務めていました。一方のフランス衛兵隊は近衛隊に属する歩兵部隊。
名門貴族、元近衛連隊長にしてマリー・アントワネットの護衛というだけで妬みの対象になる上、女性という点でも反発を受けるオスカルは、異動早々部下たちの扱いに苦労することになります。
中でも剣の腕前では一目置かれ、衛兵隊仲間から人望のあるアラン・ド・ソワソン(武内駿輔)はオスカルを上官として認めようとしません。この問題を解決するため行われたのが、互いの誇りをかけた決闘でした。
オスカルとアランは激しく突き合うも、巧みに剣先を払い勝負が決する気配はありません。息が上がる激闘が繰り広げられる最中、アランが体を開いて剣先をかわし、オスカルの右腕をつかみ引き倒すことに成功。
片膝を付き危機に陥ったオスカルに対し、チャンス到来と打ち込みに行くアランですが、勝負はわずかなの隙を逃さなかったオスカルの一撃で決着を迎えることに……。ふたりの激しい戦いとオスカルの華麗な逆転劇は動画をぜひご覧ください。
ちなみに、決闘で敗れたアランは以降オスカルの忠実な兵士となり、映画のクライマックスでオスカル、アンドレとともにフランス革命の戦いに参戦し、非常に印象的な役回りを演じることになります。涙なしには見ることのできない「ベルサイユのばら」はNetflixで配信中。お見逃しなく!
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