
華麗なるガンプレイ「荒野のストレンジャー」はイーストウッド監督2作目だって知ってた?

早撃ち、4連射、ガンスピンの鉄板プレイ! これぞ西部劇の魅力といった楽しさ満載の動画が登場。
「許されざる者」や「ミリオンダラー・ベイビー」といったタイトルでアカデミー作品賞・監督賞を獲得しているクリント・イーストウッド。近年では俳優というよりは映画監督という印象が強いかもしれません。
しかし元は伝説のテレビドラマ「ローハイド」の準主役で話題となり、いわゆるマカロニ・ウエスタンで広く名を知られ、「ダーティーハリー」で不動の大スターの座を獲得した人気俳優です。
そんなイーストウッドのイメージと切り離せないものといえば西部劇でしょう。「ローハイド」をはじめ、「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」で見せた華麗な銃さばきは多くの人を魅了したものです。
Netflixの公式YouTubeチャンネルでは、彼自身の手による初の西部劇映画「荒野のストレンジャー」のワンシーンを収めた動画が視聴できます。

名も無き無宿者

「荒野のストレンジャー」は、「恐怖のメロディ」で監督デビューを果たしたイーストウッドによる監督第2作目にあたる作品。自身の当たり役だった名も無き無宿者が見知らぬ町で活躍するという、西部劇の王道といえる内容です。
動画は、自分の荷馬車をハチの巣にされた恨みを晴らそうとイキがってきた男に、イーストウッドがその実力を見せつけ黙らせるという、これまた定番のシーン。
3体のダミー人形を積んだ馬車が鉱山オフィスの横を通り過ぎようとした矢先、イーストウッドは目にもとまらぬ速さでコルト・シングルアクションアーミーを抜きながら撃鉄を起こし初弾を発射。続けざまに引き金を引いたまま撃鉄を左手で起こす連射を行い、瞬く間に3体のダミーの頭に命中させたのです。
さらにもう1発発射し、馬車に乗っていた男のシルクハットを吹き飛ばすおまけも披露。最後はお約束のスピンをさせてするっとホルスターに収めるというガンプレイを見せてくれます。
実はこのガンプレイは当時の保安官やガンマン、カウボーイたちは行っておらず、あくまで西部劇での動きらしいのですが、そこは日本のチャンバラと同じでカッコ良ければOKな演出といえるでしょう。
今から50年以上も前の1973年に公開された映画ですが、その面白さに一片の陰りもない「荒野のストレンジャー」はNetflixで配信中。この機会にぜひご覧ください!
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