
ギレルモ・デル・トロが描く「フランケンシュタイン」博士と怪物を待つ破滅への道

「自伝のような作品だ」と監督が語る渾身の作品がいよいよ登場!
「シェイプ・オブ・ウォーター」でアカデミー監督賞、ベネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞した奇才ギレルモ・デル・トロが監督・脚本を務める映画「フランケンシュタイン」がNetflixから配信されます。
5月31日(現地時間)にロサンゼルスで開催されたNetflixのファンイベント「Netflix TUDUM 2025」では、デル・トロ監督をはじめ、怪物を生み出したフランケンシュタイン博士を演じたオスカー・アイザックらが登壇。
監督は、「この作品は人生の大半を費やしてきた旅の集大成なんだ。私の映画には一貫して人間と怪物、創造者と被創造物、父と子との関係の探求という一貫して流れるテーマがある。25年間にわたって積極的に追求してきた、自伝のような作品だ」と本作に込めた思い語りました。

ティーザー予告編公開!

Netflix公式YouTubeチャンネルでは、「Netflix TUDUM 2025」で世界で初めて公開された「フランケンシュタイン」のティーザー予告編を視聴することができます。
動画は北極圏と思われる氷雪に、3本マストの大型帆船が座礁したのか停泊しており、その近くにテントを張った人たちの姿と、「私は罪の記憶を葬ると決めていた」というナレーションからスタート。
「私の物語には事実もあれば作り話もある。だがすべて真実だ」と語り、衆人の前でフランケンシュタイン博士が自らの創造物を公開すると、人々はその物体を見ようと身を乗り出します。
やがて怪しい実験室の様子や、雷を集めるための装置を設置する博士が映し出され、胸に赤いランタンのようなものを着けた人間のような物体が……。
そして動画は、人間をつかみ放り投げる怪物が、フランケンシュタイン博士の名前である「ヴィクター」と叫ぶシーンで幕を閉じました。
残念ながらフードを被り怪物の容姿はほとんど分かりませんが、多くの人がイメージする顔に縫い目、首に電極のボルト、四角い頭でのっそり動くあの怪物とは明らかに異なるクリーチャーをデル・トロが創造したことは一目瞭然です。
生を求めて行われた忌まわしき実験により命を吹き込まれた怪物と、それを生み出した創造主がたどる破滅への道を描く「フランケンシュタイン」は、11月からNetflixで配信スタート。配信開始を楽しみにしつつ、予告編などさらなる情報公開に乞うご期待!
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