
レッチリの貴重映像も♪「ラブ、デス&ロボット」の映像はこう作られた

デヴィッド・フィンチャー監督による「Can't Stop」の舞台裏。驚異のマリオネットの種明かし。
レッチリの愛称で親しまれている大人気ロックバンドRED HOT CHILI PEPPERS(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)。2003年にアイルランドのスレイン・キャッスルで行ったライブパフォーマンスを、操り人形で再現した作品が、「ラブ、デス&ロボット」シーズン4のいちエピソード「Can't Stop」です。
タイトルからも分かるように、レッチリの代表曲のひとつCan't Stopを使用し、レッチリの激しいライブパフォーマンスを人形が行うという斜め上を行く内容となっています。
このエピソードのメイキングを楽しめる動画が、Netflix公式YouTubeチャンネルで配信されました。なるほどこうやって製作したのかというシーンが続く動画の内容を少しだけご紹介。
いわゆるネタバレになるので、「Can't Stop」未視聴の人は本編、またはこちらの記事で先に内容をチェックしておくことをおススメします。

本人が演じていた!

動画は、監督のデヴィッド・フィンチャーの「この作品に引かれるのは、何でもありだからだ」の言葉からスタート。たまたま南仏にいたとき、レッチリのベーシスト、フリーと会い、約30年間温めていたアイディアを提案し実現したものだと明かしました。
この作品は操り人形、つまりマリオネットでレッチリのライブを再現したものですが、実は人形は作っておらず、不朽の名作「サンダーバード」のようなスーパーマリオネーションをCGで行ったもの。
また、彼らの独特の動きを完璧に再現しているのは、本人たちをモーションキャプチャーしているから実現できたと語り、専用のスーツを着た4人が演奏しているシーンは必見です。
他にもモーションキャプチャーとマリオネットを融合させるときのこだわりや、観客や会場の構築についても話すフィンチャーからは、楽しみながら本作を製作した様子がうかがえます。
ダークな世界観や不気味な怪物、シュールな笑いが1話完結でまとまったオムニバス番組「ラブ、デス&ロボット」はNetflixで配信中。この機会にぜひご覧ください!
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