
7.5兆円か、それともペットか?「ラブ、デス&ロボット」が描く愛のかたち

孤独な女性のもとに預けられた1匹のペット。いつか手放すはずだった存在に、情が芽生えてしまった彼女が迎える結末とは?
ダークな世界観や不気味なストーリー、考察の余地を残す謎多きラスト。そんな魅力で世界中に熱狂的なファンを持つのが、Netflixアニメ「ラブ、デス&ロボット」です。
本作は1話あたり10分ほどの短編アニメで構成された、オムニバス形式のシリーズ。全編を通して愛や死、テクノロジーをテーマに、作風の異なるエピソードが次々と展開されます。
製作総指揮を務めるのは、「ファイト・クラブ」などで知られるデヴィッド・フィンチャーと、「デッドプール」のティム・ミラー。世界屈指のクリエイターたちが手掛ける珠玉の短編は、テレビ界の権威であるエミー賞を受賞したことでも話題を呼びました。
本記事では、NetflixのYouTubeチャンネルで公開されたシーズン4のエピソード「スパイダー・ローズ」から、ペットとの出会いのワンシーンを紹介。不気味なのにどこか愛らしい、その不思議な存在感に注目です!

宝石とペットを交換!?

「スパイダー・ローズ」は、銀河の片隅で復讐に生きる女性・リディアとペットの奇妙な生活を描いた物語。
ある日、約7.5兆円相当の超希少な宝石を手に入れたリディアは、その噂を聞きつけた交易商人にある取引を持ちかけられます。それは、96日間だけペットと暮らすこと。その後も一緒に過ごしたければ宝石を引き渡し、そうでなければペットを商人に返せばよいというものでした。
こうして始まったリディアとノージーの共同生活。ウーパールーパーのような不思議な生き物に「ノージー」と名付けたリディアは、初対面にも関わらず人懐っこく近付いてくるその姿に、たちまち心を奪われてしまいます。
やがて互いの間に深い絆が芽生えていきますが、物語はまさかの方向へ。予想を裏切る衝撃のラストは、本編でご覧ください!
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