
沈黙で演技するイ・ビョンホン「イカゲーム」など厳選3作品の圧

国民的英雄の囲碁棋士、執拗な暗殺者、味方のふりをした主催者という異なる雰囲気をご覧あれ。
「冬のソナタ」の放送からスタートした韓国ドラマ人気。当時の第1次韓流ブームで四天王のひとりと称されたイ・ビョンホンは、ハリウッド映画に出演するなど活動の場を広げ、現在もさまざまな役を演じる日本人にはなじみの深い俳優といえるでしょう。
そんなイ・ビョンホンの印象的な演技を集めた動画が、Netflixの公式YouTubeチャンネルで配信されました。
収録されているのは「スンブ: 二人の棋士」「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」「イカゲーム」の3作品。いずれもほとんどセリフがなく、彼の無言の圧を感じさせるものばかりです。
それぞれの作品の概要と、イ・ビョンホンの役回りをかんたんに紹介していきましょう。

フロントマンの印象が強烈!?

動画で最初に登場するのは、「スンブ: 二人の棋士」のチョ・フニョン役。世界囲碁選手権で優勝するという圧倒的な強さを発揮していたフニョンの威圧的な雰囲気を、「やれやれ」というセリフと貧乏ゆすりで巧みに演じています。
画面は一転、次は「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」のT-1000型ターミネーター役に。このT-1000は、1991年に公開された「ターミネーター2」に登場した新型の液体金属ボディをもつタイプで、「ターミネーター2」でT-1000を演じたロバート・パトリックを彷彿とさせるような無表情の不気味さを再現しました。
最後はみんな大好き「イカゲーム」のフロントマン。動画に含まれるのは、シーズン2のファン・イノがゲームの継続か否かの投票をする場面です。視聴者は彼がフロントマンなのを知っていますが、ソン・ギフンをはじめとする他の参加者はその素顔を知りません。
ゲーム継続に反対が182票、賛成も182票という、最後の1票でゲームの行方が左右される場面に立つイノは賛成を選択します。サノスたち賛成派が喜び、ギフンら反対派が悲嘆にくれる中、イノの何かをかみ殺したような表情は圧巻。
国民的英雄の囲碁棋士、不死身と思われるターミネーター、そして味方を欺く黒い運営者まで演じ分けるイ・ビョンホンの名演技をお楽しみください。最後の最後で一瞬ニヤリと広角が上がる瞬間もお見逃しなく!
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