
真田広之とトム・クルーズが刃を交える「ラストサムライ」3本勝負の結果は?

明治維新直後。滅びゆく侍たちに触れた米軍人が、武士道精神を学ぶハリウッド時代劇。
「トム・クルーズ」+「日本人キャスト」+「侍」という、日本人にとって期待しないではいられないハリウッド映画が「ラストサムライ」です。
明治維新後、近代国家を目指す日本は、近代的軍隊の養成をアメリカに依頼。米軍人オールグレン大尉(トム・クルーズ)は指導のため派遣されるのですが、新政府軍と旧勢力の戦いに巻き込まれ旧勢力に捕らわれてしまいます。
侍の長、勝元盛次(渡辺謙)たちの暮らす集落でともに生活を送るようになったオールグレンは侍の武士精神に共感し、やがて旧勢力の一員として新政府軍と戦うのでした。
本作は、渡辺謙がアカデミー助演男優賞にノミネートされ話題になったことを記憶している人も多いでしょう。

国際俳優への足掛かり

こちらの動画は、勝元の集落で暮らす侍・氏尾(真田広之)とオールグレンが木刀を使った3本勝負の場面を切り取ったもの。
服装や構えなどは侍のように見えるオールグレンが、古強者の氏尾に勝てないまでも1本を取ることはできるのでしょうか。そこを分かっている外野は、何手で氏尾が勝つのか賭けをしています。
1本目。オールグレンは常套手段である相手の木刀を上からはたいて切っ先を下げさせ、その隙に踏み込んで上段から切り掛かります。しかし氏尾はそれを見越していたかのようにオールグレンの攻撃をかわし、あっという間に勝利。
2本目。大きく上段から振りかぶって氏尾との間合いを詰めるオールグレン。先ほどの負けで気持ちを抑えきれないのか、切り込む動きが大きい相手の攻撃を軽快にさばいた氏尾は、攻勢に転じるや一瞬でオールグレンの首元に木刀を当ててしまいました。
勝負はついたのですが3本目へ。その勝敗の行方は動画でご確認を。
欧米好みの日本人を演じるなら降板してもいいという気迫で臨んだ真田広之の氏尾にかけた思いは強く、ハリウッドの殺陣師と意見が衝突することもあったのだとか。
真田広之が国際俳優への飛躍の足掛かりとした「ラストサムライ」はNetflixで配信中でござる、とくと御覧じろ!
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