
キャスリン・ビグロー監督新作「ハウス・オブ・ダイナマイト」10月配信開始

いつもと変わらない日常が一変したら? 正体不明のミサイルがアメリカに飛来したとき人々は……。
イラクで活動するアメリカ兵士を描いた「ハート・ロッカー」で、アカデミー賞初の女性による監督賞の受賞者となったキャスリン・ビグロー。その後は「ゼロ・ダーク・サーティ」「デトロイト」など、アメリカ社会の闇の部分に焦点を当てた作品を手掛けてきました。
そんなビグロー監督の新作映画「ハウス・オブ・ダイナマイト」のNetflix配信日が発表となり、ティーザー予告編がYouTubeで公開されています。
ヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映された本作は、ロバート・デ・ニーロ主演のサスペンスドラマ「ゼロ・デイ」と同じノア・オッペンハイムによる脚本、イドリス・エルバ、レベッカ・ファーガソンといった豪華キャストの出演などにも注目したいところです。

いつ来るか分からない"その日"

「ハウス・オブ・ダイナマイト」は、ある日アメリカを標的とした1発のミサイルが発射されたことに端を発する政治スリラー。いつ・どこから・誰が発射したのか不明なミサイルが迫る中、どう対処すればいいのかという恐怖と、刻一刻と迫ってくる時間との戦いに緊張感が高まっていくでしょう。
正体不明の敵による核攻撃という最悪のシナリオと、極限の状況下で軍や政府首脳たちがどのような決断を下していくのかがポイント。
このテーマは、世界に拡散している核兵器という存在がある以上、無視することはできない問題であり、ビグローは「核兵器が無くならない限り、私たちは"ダイナマイトの家"に暮らしているのと同じだ」と述べています。
人類が滅亡するほどの凶器を持ちながら、それを消滅させることのできないパラドックスに人々は立ち向かえるのでしょうか?
いつ起きても不思議ではない恐怖に迫る「ハウス・オブ・ダイナマイト」は10月24日(金)からNetflixで配信開始。お見逃しなく!
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