ワンピース実写版「ONE PIECE」のココが凄い!伏線やドラマにのみ描かれている情報も!
実写化が決まり話題となった、不動の人気を誇る「ONE PIECE」。
主要人物はアニメ版と同じ声優が担当しており、そのままの世界観にアニメファンなら感動すること間違いなし。
制作には原作者の尾田さんも携わり、「この作品に一切の妥協はありません!!」と太鼓判を押しているそうなので、これは観るしかありません!
実写化にあたり、オリジナル要素や様々な考察が飛び交っていることでも注目を集めている、「ONE PIECE」の世界を覗いてみましょう!
ドラマ版で印象的に描かれたシャンクスの”あの”シーン!
有名な「ルフィを助けてシャンクスが左腕を失う」というシーンは、ドラマ版では小舟に乗った様子で描かれています。
シャンクスならすぐに倒すことができたであろう近海の主を、ルフィを庇って左腕を失ってしまうシーンはとても印象的ですね。
腕を失った理由についての考察も様々ですが、「シャンクスの左腕 = 新しい時代に賭ける」というセリフが後の原作にでてくることから、ルフィを”護ること”に意味があったのかも?
そして腕のシーンよりもさることながら、実写版で印象的に描かれているのが「覇王色の覇気」を思わせる眼光。
原作版では、近海の主を追い払うために睨むシーンが、その後明かされる「覇王色の覇気」に繋がることを考えるとこれは伏線であり、より早い段階でシャンクスとの関わりが明かされていくのではないでしょうか?
ナミの生まれ故郷、オイコット王国の地図と位置が判明!
ナミの生まれ故郷、「オイコット王国」。それはどんな国なのでしょうか?
1話の冒頭と、6話以降のエンディングにOYKOTと評された島が映し出されています。
そしてこの航海地図、よく見ると話数を追うごとに変化しているのです。これまで何もなかった海に新たな国や島などの存在が記されていきます。
自らの道は、最初から記されているものではなく、切り開いていくもの。
進んだ道が地図になるという、まさにルフィの冒険を表しているのかもしれません。
オイコットのスペルを逆さにすると…OYKOT→TOKYO(東京)という、おもしろい考察をしている人も…!
ドラマシリーズではオイコットがどのように登場し、描かれるのか楽しみですね。
ゴールドロジャーの処刑に"あのキャラクター"も居合わせた!?
原作第0巻では、ロジャー処刑の日に、シャンクス、ミホーク、ドラゴン、クロコダイル、バギーなどが立ち会っていたことが描かれているそうですが、ドラマ版では、若かりし頃のシャンクス、ミホークの姿が確認できます。
「富、名声、力」大悪党のゴールドロジャーを捕えたことにより、海賊時代を終わらせるはずが、むしろ海賊時代が幕を開けてしまうという事態に。海軍はさぞかし焦ったことでしょう。
興奮して盛り上がる広場を見て愕然とするガープの様子が、俳優さんの演技から見てとれます。
原作第0巻では、ロジャー処刑の日にシャンクスら5人が立ち会っていることから、映像をよく見れば、実写版にも他のキャラクターも隠れているかも!?
そもそも「ワンピース」の意味って…?
ONE PIECEの「PIECE」は、平和を意味する「peace」という単語ではなく、「一片」「ひとかけら」を指しています。
例えば、上下繋がっている洋服の「ワンピース」は、「ひと繋がりの」という意味。
ルフィがシャンクスと出会って海賊になるまでが描かれている、原作の第一話の冒頭では、この物語のタイトルである「ONE PIECE」に触れることはなく、サブタイトルも「ROMANCE DAWN(冒険の夜明け)」。
ここまでクローズアップされていなかった「タイトル」ですが、ドラマでは冒頭から「ひとつなぎの大秘宝」と紹介されます。
物語の中盤ではなく、あえて冒頭に掲げていることには、これから始まる壮大な物語をサジェストしているのでしょうか。
まるでアニメを再現したような「吹き替え版」で楽しんだ後は、「字幕版」での鑑賞もオススメ。キャラクターたちのセリフの意味や、翻訳で省かれている細かい意味まで楽しむことができます。
吹き替え版では省かれている、「自由になれ」というゴールドロジャーの最後の言葉も、字幕版には収録されています。これを知ったら、広い大海原へ人々を旅立たせたロジャーの言葉の印象が変わってくるかもしれません。
Netflixでは、さまざまな字幕と言語で観ることができるので、二度、三度と観るたびに違う発見があるかもしれませんね。
CGを駆使した迫力あるバトルシーンや、それぞれの俳優さんの魅せる演技にも注目です。
考察も尽きないONE PIECEの世界、シーズン2も楽しみですね!
Netflixシリーズ「ONE PIECE」独占配信中