実写版『ONE PIECE』製作チームが語る舞台裏と作品に込めた情熱
実写版『ONE PIECE』の製作チームが作品に込めた思い、実写化するうえで重要視したことなどを語りました。
世界84ヶ国でランキング1位となり、Netflixの記録を塗り替えるほどのヒット作となった実写版『ONE PIECE』。
実写化がファンにここまで受け入れられたのは、製作陣の並々ならない原作愛とリスペクト、妥協を許さないこだわりがあったから。
製作総指揮を務めるマット・オーウェンズは「何年も前から作品の大ファンだった。既存のファンがいるのは素晴らしいことだけど、期待に応えるという重い責任がある」と相当なプレッシャーがあったことを明かしていました。
「すべての場面で尾田先生のマンガを参考にした」原作を徹底的に研究した製作陣
製作総指揮のスティーヴン・マエダは「単行本の SBS(質問コーナー)もチェックした。キャラクターの誕生日や身長も載ってる。好きな食べ物もね。
それらの情報はキャラクターに人間味をもたらす」と漫画部分だけでなく、単行本に掲載される小ネタや読者からの質問までもしっかりと読み込んだそうです。
さらに衣装に関しても「マンガを映像にする上で難しかったのはキャラクターに色をつけること。失敗するとコスプレになる」と視覚的要素でもある衣装や小物は『ONE PIECE』のイラスト集を参考にしたことを明かしていました。
この他にも色々な小ネタや細かい部分にも原作へのリスペクトとこだわりを詰め込んだと語っていたので、一度観た人も、もう一度観ると新たな発見があるかもしれませんよ。