実写版『ONE PIECE』海賊船や建物などの撮影セットの舞台裏エピソードを紹介
実写版『ONE PIECE』で物語を彩る海賊船や建物などの撮影セットについて、スタッフが舞台裏を語りました。
「実写化で夢のような世界が現実となった。初めて見たときは驚いた。マンガと同じなんだ」と語るのはモンキー・D・ルフィ役のイニャキ・ゴドイ。
製作総指揮を務めるマット・オーウェンズは「大きな船がいくつも登場する。全部本物の船だからこの世界をよりリアルにする」と作中に登場する船はCGなどではなくすべて本物であることを明かしました。
特に麦わらの一味のキャラベル船、ゴーングメリー号はデザインが難しかったようで、原作のような船首をそのまま再現すると現実の世界では浮いてしまうため、ルフィの大胆で陽気な性格を反映し、リアルで笑顔の羊像にしたことを明かしていました。
一見分かり難い部分にも製作陣のこだわりが詰め込まれている
バギーと初対面するサーカスのテントも、スタッフの物語の世界観に基づくものにしたいという思いから様々なこだわりが詰まっています。
まず巨大テントの生地はバギーの海賊船、ビッグトップ号の帆を使って作られ、2本の支柱は船のマストで作られています。
海上レストラン、バラティエではメニューや内装もしっかりと原作になぞらえ、『ONE PIECE』小ネタで+α。オーナーゼフが飲んでいたワインも原作に登場するワインです。こういった一見気づかないような部分までもこだわりが詰まっています。
これらの小ネタを知ったあとでもう一度観てみれば、新たな発見を楽しめるかもしれませんね。