異色のコラボ対談 『幽☆遊☆白書』北村匠海 x 『Rebel Moon』ザック・スナイダー監督
日本のみならず世界的人気作となった『幽☆遊☆白書』の主役、浦飯幽助役の北村匠海と、構想20年のスペースオペラ巨編として注目を集める『Rebel Moon』のスナイダー監督が夢のコラボ。この対談で北村とスナイダー監督は何を語るのでしょうか。
すでにお互いの作品を観あった2人。北村の印象を聞かれたスナイダー監督は「“消極的なヒーロー”という役柄は難しいと思います。しかし、あなたの演技は素晴らしかったです。不良少年でありながら信念がある。強いだけじゃなくひずみがある。観ていて主人公に引き込まれました。本当に素晴らしい演技です」と北村の演技をべた褒め。
これに北村は「すごくうれしいです。確かにいわゆるダークヒーローと呼ばれるものだと思うので、ヒーローに自らなろうとしているわけではなくて。自分の正義感を貫いていったら誰かにとってはヒーローだったし、誰かにとっては敵であるし。『REBEL MOON』を観ててもそうなんですけど、正義感っていうのがヒーローにも、ヴィラン側にもあるから戦いが成立すると思います」と『REBEL MOON』と『幽☆遊☆白書』に共通するダークヒーロー的な存在について語りました。
アクションシーンについて語る北村とスナイダー監督
「『幽☆遊☆白書』は素晴らしいアクションだけではなく、それを後押しするドラマがある」と語ったスナイダー監督。
これは北村も『REBEL MOON』で感じていたそうで、「宇宙の描き方だったりワンシーン、ワンシーンの美しさっていうのがずっと根底にあるなかで、アクションシーンそれぞれの気持ちからなるアクションの心の乗り方、心の流れ方、そしてパワーの流れ方っていうのは、それこそ『幽☆遊☆白書』と通じるものがあるなって思いました」と共感できる部分があると語りました。
スナイダー監督は「戦闘シーンになると演技を忘れる俳優もいますが、あなたは両立できる類まれな才能があります」と演技とアクションの両立ができると北村を褒めていました。最後は東京の増上寺でヒット祈願を行った2人。この対談ではこの他にも興味深い裏話などが語られていますのでぜひご覧ください。
※お客様の環境次第で動画が表示されない場合がございます。