スマホのバッテリー交換はいつが目安?交換する手段と電池の状態を確認する方法【スマホ教室】
あなたのスマホは大丈夫? おかしいと感じたら、バッテリーの状態を確認して新しいものに交換しよう!
スマホのバッテリーは、だいたい2~3年が寿命と言われていますが、スマホの価格高騰もあり、数年使用しているという人も多いはず。長く使っているけどいつも通り使えている、特に問題はないと思っていてももしかするとバッテリーの劣化のサインが出ているかもしれません。
この記事では、スマホのバッテリーの交換目安に加えて、交換する方法やその料金についても詳しく解説します。サインに気づかず使用し続けているとスマホの故障や発火の原因にもなりかねませんから、一度バッテリーの状態を確認しておくと良いでしょう。
スマホのバッテリーを交換する目安
バッテリーを交換した方がよいタイミングは、充電の減りの早さや操作感などに現れるため、以下をチェックして該当する箇所がないか確認してみましょう。
充電の減りが早くなった
「スマホを100%充電したはずなのにもう充電がない」という経験はありませんか? スマホは消耗品のため、充電するたびにバッテリーが劣化していきます。つまり、長く使えば使うほどバッテリーの性能が落ちるということです。
劣化したバッテリーを使用し続けていると本体の故障にも繋がるので、電池の減りが早いなと感じたら速やかに交換することをおススメします。
バッテリーの残量表示がおかしい
バッテリーが劣化すると、実際のバッテリー残量と画面に表示されている残量が合わないという現象が起こることも。「さっきまで90%だったのに30%になっている」など、スマホ内部で不具合が起こり正確な残量が分からなくなってしまいます。
電源やアプリが落ちる
スマホを使っていて突然電源が落ちたり、アプリを起動できなくなったりする場合も劣化のサイン。これは、電圧の低下が原因となっていて流れる電流のパワーが下がったことで、スマホを動作させるための電力が十分に供給されず電源が落ちています。
スマホが熱い
いつも通り使っているのにスマホが熱いと感じた場合も劣化の可能性が。普段から充電しながらスマホを使っていたり日光が当たる場所に放置していたりすると、スマホ本体が熱くなり、バッテリーに負荷がかかります。スマホの温度が頻繁に高くなるときは、交換の目安と考えたほうが良いでしょう。
バッテリーが膨らんでいる
スマホのバッテリーに使われているリチウム電池は、劣化すると膨らんでくることがあります。端末を見て明らかに膨らんでいる場合は、直ちに使用をやめて新しい機種に変更してください。膨らんだまま使用し続けていると発火に繋がる恐れがあるため、注意が必要です。
スマホのバッテリーの状態を確認する方法
スマホにはバッテリーの状態を確認できる機能が搭載されています。ここでは、Android・iPhone別に劣化状態を確認する方法をご紹介していきます。
Androidで確認する
Androidでバッテリーの状態をチェックする操作手順は以下のとおりです。
まず、「設定」アプリを起動し「電池」をタップします。
あとは「健康度」の項目を確認すればOK。上記の画像を見ると「良好」と表示されているため、このスマホのバッテリーは劣化していないということになります。
iPhoneで確認する
iPhoneでバッテリーの劣化状態を確認する方法はこちら。
まず「設定」アプリを開き、「バッテリー」をタップします。
次に「バッテリーの状態と充電」をタップ。
「最大容量」を確認し、80%以上であれば交換しなくても大丈夫です。上記の画像のように80%以下になっている場合は、バッテリーの交換を検討しましょう。
また、バッテリーが劣化している場合、画像のように「バッテリーに関する重要なメッセージ」が表示されますので参考にすると良いですよ。
スマホのバッテリーを交換する方法
「バッテリーが劣化しているから交換したい」という人のため、スマホのバッテリーを交換する手段を紹介します。手段によって料金も変わりますから、自分好みの方法で交換してみてくださいね。
キャリアに修理を依頼する
スマホを購入した大手携帯会社でバッテリーの交換が可能です。各キャリアの補償サービスに加入している場合、通常かかる料金より費用が安くなります。
ちなみに、ドコモではAndroidスマホの場合「修理代金サポート」や「ケータイ補償サービス」、「smartあんしん補償」が適用される方は、上限3,300円(税込)で交換できます。Apple製品の場合、Appleのメーカー1年保証が適用される方は交換代金無料となっています。
保証サービス適用外の方は、だいたい10,000円から20,000円を目安にしておくといいかもしれません。他キャリアの詳しい交換代金は、公式サイトをご覧ください。
※バッテリー交換を行う場合、預かり修理となります。また、交換のみをお申込みの場合も、そのほかに修理が必要と判断した箇所はすべて修理いたします。
※修理受付時点でのご契約状況やお申込み内容により、修理代金とは別に故障受付基本料、宅配サービス料、代替機貸出料がかかります。
スマホのメーカーに修理を依頼する
スマホのメーカーに依頼するのもひとつの手段。AppleやSHARP、HUAWEIなどの各社が対応しています。純正品パーツを使用するため、交換品質が高いのが魅力。ただし、保証期間外の場合、修理代金が割高になってしまったり修理時間がかかったりといった注意点があるので事前に確認が必要です。
修理業者に依頼する
街の修理業者もバッテリー交換に対応しています。最大のメリットは、即日修理してくれるという点でしょう。他にも、修理費用が安い、初期化不要といったメリットがあるのでなるべく費用を安く済ませたい人やすぐに交換してほしいという人におススメ。
自分で修理するのはおすすめできない
バッテリー交換を自分でやる、という人も中にはいるでしょう。公式ショップで交換するより費用をかなり抑えられますが、スマホはガラパゴスケータイのように自分で簡単にバッテリー交換できる仕様になっていないため、おススメできません。
交換方法はYouTubeやネット記事などに公開されていて、手順に沿って進めていけば自分でも交換は可能です。しかし、作業中に基盤が損傷したりネジ穴を潰してしまったりといったリスクがあります。
そうなると、バッテリーだけの問題ではなくなり、修理料金が大幅に上がることも。最悪の場合、復旧不可となるケースもありますから、なるべく修理業者に依頼して交換をしてもらいましょう。
スマホを快適に使いたい人にぴったりなプラン「eximo」
スマホが快適に使えるようになったら、次に気になるのは毎月の使用状況だったりします。ついサクサクと動くから動画を見続けるとか、ゲームを遊びつくすなんてケースもあると思いますが、そんなときに便利なのがドコモの料金プラン「eximo」。データ量無制限(※)で快適にインターネットを利用できるので通信量を気にすることなくスマホを使い続けられます。気になる人はチェックしてみましょう。
※ネットワーク混雑時・大量通信時などに通信制限がかかる場合があります。