期待を裏切らない!原作者北条司氏が”眠れなくなる面白さ”と語るNetflix映画『シティーハンター』の魅力を体感せよ!
スカッとするアクションコメディが観たい! Netflix映画「シティーハンター」はそんなときにピッタリ。
伝説のスイーパー・冴羽リョウが主人公の大人気漫画「シティーハンター」が国内初の実写化!
シティーハンターは、新宿を舞台に裏社会で活躍する凄腕スイーパー(始末屋)冴羽リョウの物語です。
ダークな設定ながら、お馬鹿で笑えるコメディとしても楽しめるので、疲れた日にも元気が貰えます♪
笑いあり、涙あり、お色気シーンに派手なアクションシーン!
"はじまりの物語"と称される、本作品をご紹介。
語りつくせない魅力が詰まっています。
あらすじ
時は現代、新宿。相次いで物騒な事件が発生。
新宿の裏社会で活動する伝説のスイーパー・冴羽リョウ。
相棒の槇村秀幸と家出少女の行方を追っていましたが、確保寸前で対象者に逃げられてしまいました。
2人は、夜の新宿で少女を追って駆け巡ります。
逃げた少女が落としたものは、とある組織が関わる重要なものです。
対象の少女を見失ったため、出直すことにしたリョウと槇村。
この日は槇村の妹・香の誕生日であり、約束をしているバースデーディナーに急ぐべく、車を飛ばします。
槇村と香の様子を見届けたリョウは、レストランを後にします。
ですが、どうも1台の車が気になるようで……。
兄妹水入らずのディナーの時間は一変。
大型トラックが槇村を目指してレストランに突進!
槇村は、とっさに妹を庇います。
しかし、異常なパワーを持つ運転手と格闘した結果、命を落としてしまうのでした。
誰が一体何のために……?
相棒を失ったリョウ、たった1人の肉親を失った香。
2人に悲しみが襲います。
真実を探る為、そして敵を討つため。
リョウと香、歯車がもどかしく絡み合う運命はいかに……!?
俳優鈴木亮平さんの最高アクション!
天才スイーパー・冴羽リョウという役柄に挑み、素晴らしい評価で成し遂げた俳優・鈴木亮平さん。
子供の頃から憧れていたキャラクターを大人になって演じられることになった、その努力と意気込みは様々なインタビューで語られています。
原作のリョウは、息をするように拳銃の分解やマガジンチェンジ(弾倉の付け替え)をこなすのですが、鈴木さんはそれを意識してすごく練習したそう。
鈴木さんは、リョウさながらのテクニックを披露。
話をしながら、手元を見ずに拳銃の分解やマガジンチェンジをこなす姿に惚れてしまいます!
こうした努力を最高に映える構図でつくりあげる演出家やカメラマンの技量も素晴らしい。
多人数の敵との銃撃戦でも、原作シーンを彷彿させるようなカット割りやスローモーションの演出に釘付けです。
アパートの地下にある射撃場では100発100中の的当て、クラブシーンの雑踏では一瞬できる人々の隙間をかいくぐって標的を打ち抜きます。
こんなにも再現度の高いリョウの銃の腕前が観られるなんて……!
リョウは、ナイフの扱いも天才的なのですが、そこもしっかりと表現されています。
冒頭の敵をなぎ倒すアクションシーンでの、高い戦闘能力も魅力的です。
静かにターゲットを狙うシーン、ド派手に敵をなぎ倒すシーン、どちらもカッコよすぎて1秒も目が離せません!
リョウのギャップを見事に演じ分け!
冴羽リョウの魅力は「おバカっぽい女たらし」に「クールな凄腕スイーパー」。
リョウの個性を見事に演じ分けている、鈴木亮平さんの演技力には脱帽です。
原作のリョウに近づくべく、細マッチョに鍛え上げられた肉体美が惜しげもなく披露されています!
原作のリョウファン、鈴木さんのファンどちらにも嬉しいサービスですね。
芸術的な美しさともいえるボディでのお色気ショーも、様々なポーズを研究されたようです。
ニコニコして新宿を練り歩く陽気で女たらしの顔。
社会の闇と対峙したクールなシティーハンターとしての顔。
どちらも再現度の高い冴羽リョウの姿で、笑いあり、涙ありの名シーンばかり!
リョウは本心を隠していることが多く、今作で本心を隠さず言ったセリフは1ヵ所とインタビューで答えられていました。
ストーリーが白熱していく中、クールに決めるクライマックスシーンを是非ご堪能ください。
小道具に散りばめられた原作への愛
作中のいたるところに見られる衣裳や髪型・セットや小物にも原作へのリスペクト!
原作に合わせたリョウの衣装。
アニメに寄せたブルーのジャケットではなく、現代で浮かないように、原点回帰したというロングコート。
原作では、コートの裏地に様々な武器が縫い込まれていることをご存じでしょうか?
裏社会で生き抜くための仕掛けだといいます。
リョウのロングコートを見るだけで、想像が掻き立てられますね。
リョウが住むマンションの地下にある銃の練習をするための射撃場や、銃のコレクションも丁寧に再現されていて見ごたえ抜群。
リョウのオフィスでもあるリビングには、槇村と香のツーショット写真が飾られています。
こちらも原作のポーズそのままなので、感慨深いですよ!
リョウのアパートはアニメのレンガ造りの外装に寄せた内装になっています。
寝室は原作そのものと言っていいほど!
キャッツアイのカードやアニメ・原作にちなんだ小物があちらこちらに飾られています。
赤いミニクーパーのナンバーは、原作では「歌舞伎町69 あっ 19―19」ですが、映画では「新宿500 お 19―19」に。
細部のこだわりも注目ポイントです。
そして、お馴染みの"トンボ"のマークがリョウの車の鍵のキーホルダーに!
原作愛溢れる世界になっています。
どこになにが隠れているか、ファンにはたまらない宝探しができますね♪
あの"海坊主"もこっそり登場!
フリーライター・マルチタレントのマフィア梶田さんが海坊主役で出演されています。
なんと、身長192cmのリアル海坊主!
冴羽リョウの設定が186cmで、鈴木亮平さんも186cmとリアルリョウに驚き。
それに並び、長身な梶田さんはキャラクター的な見栄えも完璧!
ピッタリすぎるとSNSで歓喜の声も。
納得のビジュアルに、原作ファンも納得の仕上がり。
海坊主の登場は一瞬なので、どこに登場しているのか探してみてくださいね。
"リョウ"という名前に込められた意味
冴羽リョウの“リョウ”の漢字は、けものへんに「燃やす・明るい」を意味する「りょう」(補助漢字)という漢字です。
「リョウ」の漢字そのものの意味は、"夜の狩り"という意味合いがあります。
シティーハンターといえば、昼間の雑踏よりも夜のネオン溢れる華やかな新宿のイメージが強いのではないでしょうか。
華やかな世界の闇に潜む社会の闇と戦う"夜猟"。
そんな意味を持つ漢字が名前に使われているところが、ピッタリすぎてカッコイイですね。
アニメ版の声優神谷明さんも登場!
Netflixから直々に出演の依頼があったというアニメ版のリョウの声優・神谷明さん。
神谷さんは実写化に際し、「何かお手伝いできることはないか」と思っていたそう。
声が聞こえてきた瞬間に、神谷さんファンならすぐに気づくはず!
どこに出演しているのか、是非その目と耳で確かめてください。
新宿の魅力あふれる雰囲気
ネオン、人、眠らない街……。
この世界観は新宿ならでは!
様々な個性を持った人たちが昼夜問わず行き交い、路上に座ったり、笑い合ったり。
新宿の街を覗くだけでも社会の縮図を見ているかのようです。
この街ならではの、水商売の雰囲気や、R指定ギリギリセーフの大人なエロス……。
街そのものに魅力が詰まっています。
そんな人々の生活を見下ろし、見守るかのようなシティーハンターのアジト。
窓の外を見ると新宿の夜景が見えるところも、粋な演出。
新宿の街にキャラクター達が生きているという臨場感があります。
日本が舞台ということもあり、激しいガンアクションのスリルとドキドキをより身近に味わえること間違いなし。
最後までリアルを感じながら、非日常をたっぷり堪能できますよ!
まとめ
お気に入りの場面を一時停止したり、何回も再生して新しい発見や散りばめられたこだわりに気付けたりするのもNetflix映画ならでは!
映画とアニメの設定がリンクして作成されているそうなので、各作品を見て楽しみましょう♪
原作を知っている人も、初めてシティーハンターを知った人も、冴羽リョウの魅力の虜になること間違いなしの作品です。
Netflix映画「シティーハンター」独占配信中