シーズン2が待ち遠しい! Netflixシリーズ「ウェンズデー」の注目すべき見どころは?
1991年に映画化され大ヒットを果たした「アダムズ・ファミリー」に登場する、アダムズ家の長女を主人公としたNetflixシリーズ「ウェンズデー」。
公開が始まってからたったの4週間で、累計11.9億回の再生回数に到達するほど注目を集め、ランキングでも上位をキープするほどの人気ぶりでした。
全8話中の4話は、「チャーリーとチョコレート工場」や「アリス・イン・ワンダーランド」など、多数の作品を監督してきたティム・バートン氏が監督を担当したことでも話題に。
現在、シーズン2の制作・配信が決定しているウェンズデーの、ちょっぴりネタバレを含む見どころをご紹介します。
「ウェンズデー」のあらすじは?
ウェンズデーは、いつもどこか不幸そうな表情に、暗い雰囲気。性格も陰湿で行動や発言がかなりブラックな、変わり者の少女。名前の由来はマザー・グースの言い伝え「水曜日生まれの子は不幸になる」というところからきているのだといいます。
一般的な高校に通っていたウェンズデーですが、学校でいじめを受けている弟の仕返しをするためにとんでもない方法をとり、退学となります。そして彼女の父・ゴメズと、母・モーティシアが通っていたネヴァーモア学園に転入することに。
この学園には、さまざまな特殊能力をもつ子どもたちが通っていて、その才能の育成に取り組むという、変わった校風です。
ウェンズデーにも、ある人や物に触れると突然発生する「幻視」という能力が目覚めたばかりで、作中でもたびたび幻視による回想シーンが登場します。
その能力を自分では使いこなすことができない上に、新しい学校でも周りには溶け込めず、孤立して生活していたウェンズデー。ところがある日、謎の凶暴なモンスターが人を襲う瞬間を目撃してしまいます。
独断で危険な調査を行いながら、モンスターの謎や学園に隠された秘密を解明していくというストリーです。
かわいすぎるルームメイト「イーニッド」と縮まる心の距離
作品の中でもたびたび登場する、人狼族の少女「イーニッド・シンクレア」。
装いも部屋の雰囲気も真っ黒なウェンズデーとは対照的に、見た目も部屋もカラフルでポップな可愛いものを好むイーニッドと、学園の寮でルームメイトになります。
性格や生活のリズムもすべて合わなそうなウェンズデーに対して、イーニッドは超ポジティブ! あまり細かいことを気にしない性格で、ぐいぐい絡みにいきます。
終盤までなかなか心を開かなかったウェンズデーでしたが、最後に少しだけふたりの距離が縮まるシーンには思わずグッときてしまうでしょう。
ふたりのやり取りをぜひ最後まで見届けてくださいね。
ウェンズデーでも大活躍!? 「ハンド」の行動に注目!
「アダムズ・ファミリー」といえば、ひとりでに歩き回る手首「ハンド」が有名。ストーリーは知らなくても、このハンドを見たことがあるという人も多いはず。小さい頃に見るとちょっぴり怖い存在でしたよね……。
そんなハンドですが、こちらの作中にも登場し、ウェンズデーの学園生活を見守りながらサポートするシーンが数多く登場します。
ハンドは「手」なのに、なぜか会話が聞こえる上に、周りも見えているようです。そのおかげで、先回りしてウェンズデーに危険を知らせたり、小さなからだを利用して潜入したり、思わず「頑張れ!」と応援したくなってしまうシーンもたくさん。
終盤ではハンドが絶体絶命のピンチに陥る場面もあるので、視ているうちにハンドファンになったあなたは思わずウルっとしてしまうかも!?
ウェンズデーも女の子!彼女に好意を抱く「タイラー」の意外な正体
学園がある街「ジェリコ」の、コーヒーショップ「風見鶴カフェ」でアルバイトをする青年、タイラー・ガルピン。
保安官の父を持つ彼は、あることをきっかけにウェンズデーに好意を寄せるようになります。たびたびウェンズデーに思いを伝え、中盤では一緒に映画を見るプチデートに誘うことに成功します。
友達程度の関係にはなれた気がするけど、もう一歩先に進みたい……。そう思う彼の気持ちを否定し続けていたウェンズデーも、次第に彼に興味をもつようになっていきます。
しかし、初めて彼と唇を重ねたときに、「幻視」が発動してしまったのです。その時ウェンズデーが見た衝撃の彼の正体とは……?
本作のキーパーソンともなる1人なので、後半になるにつれてわかる彼の姿に、驚きを隠せないでしょう。
話題になったダンスシーン! 多彩なウェンズデーの魅力に目が離せない♪
ウェンズデーが配信され始めたときに、特に注目を集めたのが、華麗かつクセの強いダンスを披露するシーン。
学園恒例のダンスパーティーに参加したウェンズデーが、突然覚醒したかのようにキレッキレのダンスを踊り始めます。いつもと違う様子に、一緒に参加したタイラーもちょっと引き気味……?
なんとこのダンスの振り付けは、ウェンズデー役のジェナ・オルテガ自ら考えたものだそう。たった1週間で、ダンス未経験ながらもできることを盛り込んだのだとか。
クセは強いものの、どこかウェンズデーらしさが感じられる振り付けは、ジェナがしっかりと役に入り込んでいたというのがわかりますね!
このダンスをみた歌手「レディー・ガガ」がSNSで振り付けを真似たり、同じように真似をする動画が多数登場するほど。この、1度見たらハマる人が多いダンスシーンは、作中の4話に登場します!
まとめ
今回紹介した見どころや、登場人物はもちろん、他にもまだまだ面白いシーンや個性の強い人たちがたくさん登場します。
シーズン2の配信までにはまだまだ時間があるので、まだウェンズデーを観ていない人も、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。
Netflixシリーズ「ウェンズデー」独占配信中