あの歌姫が登場!? 近未来SF作品「ドント・ルック・アップ」が気になる!
映画「タイタニック」で一気に注目スターとなったレオナルド・ディカプリオ。さらに、17歳時に出演したドラマ映画「あの日、欲望の大地で」にて新人俳優賞を獲得後から、旬の若手女優として注目され続けているジェニファー・ローレンスがメインキャストを務める、SF映画作品「ドント・ルック・アップ」。
近未来に、実際に起こりそうなテーマを題材にしていて、結末に近づくにつれて世界が崩壊していく様子が描かれています。少しゾッとしてしまうようなCGのリアルさは必見です。
こちらの作品には、若い世代を中心に日本でも人気の、とある歌姫が出演しているのだとか……。
作品のストーリーや、一体どんなシーンに歌姫が登場するのかをご紹介します。
「ドント・ルック・アップ」のあらすじは?
ジェニファー・ローレンスが演じるのは、ミシガン州立大学で天文学を研究する、大学院生ケイト・ディビアスキー。ある日、ふといつものようにデータを確認していたところ、巨大な彗星を発見します。
ケイトはすぐに、レオナルド・ディカプリオが演じる、ランドール・ミンディ博士に彗星について報告。見つけた彗星は、過去に太陽に近づいたのが驚くほど昔だったことから、はじめは天文学を学ぶ仲間を集めてウキウキしながらパーティー気分。
しかしミンディ博士が多方面から距離や移動速度を計算し始めると、なにかがおかしいことに気が付きます。
その巨大な彗星は、計算上でいくと近いうちに地球に衝突する恐れがあるという……。
ケイトとミンディ博士はこの事実を国に伝えるべく、行動し始めるものの、そう簡単にはうまくいきません。
「どうにかして巨大彗星が来る前に国に伝えなくては」と動くふたりは、様々なメディアに出演することで、国民に伝えようと試みていきます。しかし、次第におかしな流れになっていき、国を仕切る大統領や政治家、報道の世界での闇の部分を見ることに……。
緊迫した状況を美しい曲と共に届けた歌姫「ライリー・ビーナ」の存在
作中で、お騒がせな歌姫ライリー・ビーナを演じ、さらに実際に唄う姿も披露しているのは、なんと大人気のアーティストのアリアナ・グランデ!
平和を表すかのような白い衣装に身を包み、彗星が地球に近づくことについての歌詞を美しい歌声で披露する姿は、シリアスな内容をすっかり忘れてしまいそうなほど。
作中で歌われているのは「Just Look Up」という曲。作曲に携わったニコラス・ブリテルによれば、まだ歌詞もなかった曲のコードを弾いてみたところ、それに合わせてアリアナが即興で歌ったことで、すぐに曲ができたというエピソードがあったのだといいます。
耳で聞いた音に合わせ、あっという間に歌詞をのせて歌うことができるなんてさすがですね!
アリアナが登場するシーンはそう多くはないものの、演技をしている姿やまるでライブの一部を観ているかのようなワンシーンは、見るだけでも価値あり!
いよいよそのとき……。近未来に起こり得そうなリアルさに目が離せない。
隕石や彗星が、地球に衝突するというテーマの作品は他にもありますが、「ドント・ルック・アップ」は、彗星の発見から到達、その後までが描かれており、本当に起きたら……。というリアルさが感じられる作品です。
どんなに事の深刻さを訴えかけても「星の爆発なんてワクワクするな」と陽気に語るキャスターや、衛生を打ち上げて試行錯誤する場面では、「打ち上げチャレンジ」といった遊びがSNSで流行するなど、半分お祭り騒ぎのよう。
たしかに、現実世界で「彗星が地球に衝突します!」と突然言われたとしても、冗談なんじゃないかと思ってしまう人も多いでしょう。
しかし物語が進むにつれて、地球にどんどん近づく彗星にパニックに陥る民衆たち。
その一方で、地球の美しい姿が走馬灯のように表現されるという対照的なシーンは、映画とわかっていても恐怖を感じてしまうほど。
最終的に彗星が地球に衝突したとき、誰が助かるのか。彗星を発見し、国民たちに伝え続けたケイトやミンディ博士たちは、助かることができるのでしょうか。
まとめ
こちらの作品は本編が終わったと思いきや、まさかの展開があったり、エンドロールの後にも衝撃的な結末があったりと、見どころ満載。
こんなことが実際に起こったとき、自分ならどうするか。結末はどうなってしまうのか、予想しながら観てもおもしろいでしょう。
ぜひ作品と共に、アリアナ・グランデの素敵な歌声も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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