太宰治と三島由紀夫の緊迫の初対面シーン 『人間失格 太宰治と3人の女たち』

人間失格

Netflix

ニュース

小栗旬主演の映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』から、三島由紀夫と太宰治の初対面シーンが公開されました。

『人間失格 太宰治と3人の女たち』は小栗旬演じる文豪・太宰治が死の直前に発表した『人間失格』の誕生秘話を、3人の女性たちの視点から、事実とフィクションを織り交ぜ描いた作品。

身重の妻、美知子とふたりの子どもがいながら作家志望の静子、未亡人の富栄の2人を愛人として囲っていた太宰。やがて、結核に蝕まれ、酒と女に溺れる自堕落な生活を続けた太宰は、美知子のある言葉により『人間失格』の執筆へと駆り立てられます。

太宰を猛批判する三島由紀夫

紹介されたシーンは酒宴で酔いつぶれる太宰に三島由紀夫が猛批判するシーン。上機嫌で酔う太宰に向かって「僕は太宰さんの文学が嫌いです。やたらと死を匂わせる弱々しい文学が」と大声を上げる三島。

あたりは静まり返り、太宰は「誰だ!君は」とおちゃらけた返事をしますが、三島は「あなたは文学を見世物部屋の興業にしてしまった」とさらなる批判を浴びせます。

ちなみにこの三島が太宰に文句を付けるシーンは、史実だったと言われています。現在も名作と名高い『人間失格』がどう生まれたのか。ぜひ映画でご覧ください。

※お客様の環境次第で動画が表示されない場合がございます。

TOP