「エリック」はこうして作られた!4画面のライブカメラに複数人による感情表現など、仕掛けが盛りだくさん
Netflixシリーズ「エリック」に登場する青い毛が特徴のモンスター。クリエイターたちが全力をかけた制作工程が明らかになりました。
「エリック」は、「ドクター・ストレンジ」「アベンジャーズ」シリーズ、「SHERLOCK シャーロック」シリーズ、「パワー・オブ・ザ・ドッグ」などで知られるベネディクト・カンバーバッチが主演、制作のサスペンススリラーです。
人気テレビ番組のクリエイターであるヴィンセントの息子、エドガーが行方不明に。
ヴィンセントは必死に息子の行方を捜し、刑事も粘り強く失踪事件の真相を追いますが見つかりません。
そこでヴィンセントは、息子が絵に描いていた「エリック」というモンスターを人形にしてテレビ出演させることでエドガーが帰ってくるのではないか? と考えます。
しかし、ヴィンセントの精神は次第に崩壊していくことに。
遂にエリックを幻視するようになってしまい…?
「エリック」の感情表現は部位ごとに役割分担⁉
今回公開されたのは、重要キャラクターである「エリック」の制作舞台裏。
既存の怪物に似ないようにと、尻尾や耳、動き方や毛の種類などの細部まで何か月もかけて決めたそうです。
そしてようやく完成したエリックを操作したのは、ベネディクト・カンバーバッチから「才能ある操り人形師」と言われているオリー。
オリーが自らの手でエリックの頭を動かしていますが、着ぐるみの中に入ることで視界が遮られてしまうため、なんと4画面のライブカメラが見られるゴーグルを装着して演技しているとのこと。
さらにはアニマトロニクスというロボット技術を使って、目と眉を動かす人や耳の動きを担当する人など、部位ごとに役割分担をし複数人でエリックの感情を表現しています。
クリエイターたちが情熱を懸けてエリックを作り上げる工程を見ると、どんどん愛着がわいてきますよ。
ぜひ舞台裏を見てから映画を楽しんでください♪
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