
横浜流星と吉岡里帆の名演技「正体」脱獄中の死刑囚が涙した言葉とは?

吉岡里帆の前に座る横浜流星の“正体”はまさかの指名手配中の死刑囚。
染井為人の同名小説を、「新聞記者」「余命10年」「青春18×2 君へと続く道」などで知られる藤井道人がメガホンを取って映画化した「正体」。2024年11月29日に映画が公開され、第48回日本アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞などを含む最多12部門で計13賞に輝くなど、大きな注目を集めました。
そんな名作を現在Netflixで配信中。今回は、Netflixの公式YouTubeチャンネルで公開されたワンシーンを紹介します。
主人公の鏑木(横浜流星)は、死刑判決を受けたものの拘置所から逃亡。日本中がそのニュースに怯え、日に日に捜査特別報奨金が上がるなか、鏑木は姿や名前を変えて、さまざまな職場に潜伏していました。
最初に潜伏したのは大阪の工事現場。そこで勤務中にケガを負った従業員を助けたことで感謝され、友達になろうと言われますが、距離を縮めるうちに指名手配犯に顔が似ていると気が付かれてしまいます。そして同僚は警察に通報。鏑木は再び逃走し、新たな場所へと潜伏するのでした。

次の潜伏先で出会ったのは…

鏑木が次に向かったのは東京都新宿区。那須という名前でライターとして働きます。
鏑木と仕事をする沙耶香(吉岡里帆)は、締め切りをきっちりと守り、文才もある彼の仕事ぶりを評価していました。
ある日、2人は食事へ。焼き鳥を食べ「こんな美味しいもの、生まれて初めて食べた」と静かに驚く鏑木のことを、沙耶香は死刑囚だとはつゆ知らず、「大袈裟でしょ」と笑います。
そして沙耶香は、彼の仕事の腕前を優秀だと褒め、「信じる」と伝えました。すると鏑木はその言葉に大きく目を見開き、俯いて涙を流したのです。
突然の涙に驚く吉岡里帆のごく自然な演技と、少ない言葉数でも感情の変化が読み取れる横浜流星の名演技が光るワンシーン。
物語を最後まで見ると、この涙の意味も分かってくるはず。脱獄した死刑囚でありながら、怪我をした同僚を助け、真面目に働く鏑木の”正体”とは何なのか。ぜひ、本編でご確認ください!
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