
佐藤健が火星の手前まで行った!?「グラスハート」天才の領域から無事帰還

自分たちの音を探し求め、ひとりキーボードに向かう藤谷。すでに完成したものでは満足せず……。
1993年から連綿と続いてきた若木未生の不朽の名作「グラスハート」を佐藤健が映像化を熱望し、共同エグゼクティブプロデューサー兼主演を務めるのがNetflixシリーズ 「グラスハート」です。
この上なくピュアでエモーショナルな音楽ラブストーリーは、主人公・藤谷直季を演じる佐藤健の他に、西条朱音(宮﨑優)、高岡尚(町田啓太)、坂本一至(志尊淳)の4人からなるバンド「TENBLANK」の物語。
バンドの中心人物であり孤高の天才アーティストである藤谷が、他のメンバーと衝突したり、敵対するユニットのカリスマボーカル・真崎桐哉(菅田将暉)との確執に巻き込まれたりしながらバンドとともに成長していく姿が描かれていきます。

これじゃ歌いたくない

こちらの動画は、まさに藤谷の天才ぶりとメンバーの感覚のずれが如実に表れ、齟齬が生まれていく様子を切り取ったもの。
ひとりレコーディングルームに残った藤谷は、一心不乱にキーボードをたたき続けるあまり、スタンドからキーボードを落としてしまいます。しかし自分の世界に入ってしまった藤谷は、床に置いたままの状態で再びキーボードを演奏。
見かねた高岡がレコーディングルームに入り藤谷をキーボードから引きはがすと、藤谷からは「あれ、俺どっか行っちゃってた?」という言葉が。それを聞いた高岡は、「火星より手前でとどめたんじゃない」とウィットに富んだセリフを言い、藤谷の肩を叩き立ち去りました。
一方、彼の行動に納得のいかない坂本は、「完成したものを直そうとするから感覚がおかしくなる」と藤谷を注意します。
しかし藤谷は「これじゃ歌いたくない。自分で満足できないものを人に聞かせて、誰が俺たちの、TENBLANKの曲を好きになってくれるの」と心の叫びを吐露するのです。
天才ゆえのこだわり、それに振り回されるバンドメンバーたち。内部からの裏切りも発生するTENBLANKはどうなっていくのでしょうか。
圧倒的な臨場感のライブシーン、RADWIMPSの野田洋次郎をはじめ、数々の人気ミュージシャン提供による楽曲と見どころ満載の「グラスハート」は、Netflixで配信中。お見逃しなく!
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