私は誰……？主人公が記憶喪失になってしまうサスペンス作品4選

記憶は、無くそうと思っても無くなるものではありませんが、事故などの大きな衝撃により、記憶を喪失してしまうということも。
今回は、主人公が記憶喪失になってしまうサスペンス作品を4つご紹介します。どの作品も、衝撃の結末に驚きです……！

Netflix映画「密かな企み」

作品は、主人公のジェニファーが雨の中、必死に誰かから逃げるシーンから始まります。しかし逃げようとする途中で車にはねられ、そのまま目が覚めると記憶喪失に……。

病院で迎えに来たのは、自らを夫と名乗るラッセル。彼のことはおろか、自分のこともあまり覚えていないジェニファーですが、少し回復してからラッセルと共に家に帰ることに。

しかし、家での生活を始めると、ある特定の物を見たときに、一瞬だけ記憶がよみがえることが度々起き始めます。それをきっかけに、段々とラッセルに対しても不信感を持ち始めました。
家の中にある少ない情報から、自分のことやラッセルについて情報を集めるジェニファー。
その一方で、事故後ラッセルの行動や素性が怪しいと、調査を進めるペイジ刑事。

果たしてラッセルの本当の正体と、ジェニファーの身に起こった真実とは…？
後半に行くにつれハラハラする展開が続くので、ぜひ一気に観るのをオススメします！

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Netflixシリーズ「Alma/アルマ」

クラスメイトの大多数を失ったバスの大事故で、無事生還を果たした主人公のアルマ。一命は取り留めましたが、事故のことや自分の過去について記憶を失くしてしまいます。

身に覚えのない記憶やトラウマからか、アルマや、同じく事故から生還したトムはおかしな体験をすることが増えていきました。
奇妙な体験の原因や、本来の記憶や自分を取り戻すべく奮闘するアルマたち。

自分と向き合いながら事故について調べ始めると、衝撃の真実を知ることに……。

なぜ事故が起こってしまったのか、なぜアルマは記憶を失ってしまったのか、引き込まれるストーリーをぜひお楽しみください。
この作品は、監督の実体験をオマージュして作られているそうなので、その点を頭に入れながら観るとより楽しめるかも♪

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Netflix映画「オキシジェン」

苦しさを感じて目を覚ますと、視界は塞がれて身体も拘束され、機械だらけの箱に閉じ込められていたひとりの女性。
彼女が入っていたのは極低温ポッドの中でした。思わず「助けて！」と声を上げると、声の対応と、できる範囲のサポートをしてくれるAIシステム・ミロが起動します。

自分がポッドに入れられているのは、何らかの病気の治療ためであると考えますが、記憶を失っていて思い出すことができません。
ポッドの中の酸素には限りがあり、すでに残り少ないという危機的状況に。
ミロに外部と通信を繋いでもらいながら、なぜこの状況になっているのかを必死に思い出そうとする彼女ですが、幾度もトラブルに見舞われることに…。

一体なぜ彼女がポッドに閉じ込められてしまったのか、予想外の理由を見たらきっと驚くでしょう。
SF映画が好きな方にオススメの作品です。

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Netflixシリーズ「目覚めれば」

カタジーナ・ベレニカ・ミシュツク作の小説「Druga szansa」（和訳はセカンドチャンス）を映像化したポーランドのドラマ作品。

記憶を回復する施設「セカンドチャンス」で目を覚ました主人公の女の子。彼女は自宅が火事に遭い、両親も記憶も失ってしまいました。
セカンドチャンスの中にいるのは、事故など様々な理由で記憶喪失になってしまった入居者たち。教員と呼ばれる人たちが彼女たちのケアをしながら、記憶が回復するようにサポートしていました。

施設内にいる同年代の男女と仲良くなりながら、記憶を回復に努める主人公ですが、実はこの施設内にいる入居者たちにはそれぞれ隠された才能が……。

みんなの記憶は戻るのか、そして隠された才能とはどんなものなのか、予想しながらお楽しみください。
こちらは1話が50分弱で、合計6話で完結する作品。少し長めの映画を観ているような気分で楽しむことができますよ。

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まとめ

記憶を失くすということは、自分が他人のようになってしまいそうで、想像すると恐怖を感じますね。
記憶喪失後に、優しく接してくれている人が、実は頼ってはいけない相手だったら。もしも記憶をなくす前の自分に、とんでもない力が秘められていたら……。
そんな主人公たちの、不思議でちょっぴり怖い世界を、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。